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友達からの電話、希望のかけら
noteに何を書いたらいいのか最近わからない(いやずっとか?)感じだけど、昨日のあった出来事をメモしておきたい。
昨晩10時半を過ぎたくらいに友達から電話があった。お互いの近況を話した。彼はパレスチナのジェニンキャンプに住んでいるが出張先から帰宅途中でヨルダンにいて、ジェニンに帰ることができずにヨルダンで足止めをくっていた。
ジェニンはじめ、西岸地区は激しい攻撃下にあり今戻るのは危険すぎるし、ジェニンキャンプは封鎖されているので西岸に入域できても自宅に戻ることは不可能だった。
「時間が過ぎるのが早過ぎる。攻撃下で家に戻れないから連絡先がわからない人もいるし、何をするにしても2ステップくらい手間が増えるよ。」
「日本だったら誰と連絡取りたい?私確認するよ。」
「それと、言ってたアレ今予算がいくら必要かとか計算しているから。まだ南米と6時間時差があって本調子じゃないけど、とにかくやってる。動き出したから。世界中の仲間と取り組みたい。」
「わかった。やろう。」
「こどもたちがこんな状況で育っていくのは健全じゃない。少しでも安心感を与えてたいんだ。」
今、ジェニンキャンプは「鉄の壁」という軍事作戦を受けている真っ最中で多くの家は壊され焼き払われ、2歳児が頭を撃たれ、多くの人が連れ去られ投獄されている。私たちの友人も投獄された多くの人々の一人だ。私は辛くてあまり人生に積極的じゃなかった、この二週間くらい。
当事者である彼はこんな中でも希望の破片を見出しているし、作ろうとしている。いつだって彼は私にやる気をくれる、こんな時でも。
このプロジェクトが発表できる時になったらnoteでも発表したいと思います。
最近更新してないな、、と思う人もいるかもしれない、スザーンとのこと。スザーンは避難していて中々思うように連絡が取れません。でも私の心の炎は消えてないし、彼女の炎も消さない。それは変わらない。少しずつ少しずつでも前に進めるように。
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