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女となすび #思い出ごはん

オンライン・イベント開催概要
6月13日(土曜日) 
オンライン共通体験イベント:「つくってたべてつながる」
20:00~20:30 ⇒ Zoomを起動(開場・一緒に調理)
20:30~22:00 ⇒ トーク(開演・お食事&トーク)
※参加費 国内3000円・国外500円(税込)
★受付の締切は 6月7日 12時正午まで

◎本文の始まり◎

秋茄子は嫁に食わすな

秋茄子みたいな美味しいものは嫁になんて食べさせないわよ!
という息子を取られた姑の意地悪なのか?
それとも夏野菜で体を冷やす茄子を食べさせなんてしたら体に毒よ!
という優しさなのか?

中東にはババガヌーシュという焼きナスがある。

ババガヌーシュの意味は

自由奔放に男を誘惑する女

とも言われている。

東西、女となすび論争か?

しかしながら、wikipedia先生はこう言っている。

語源
bābāという語は、アラビア語で「父」を意味し、また親愛の情を示す言葉でもある。ghannūjは人の名前である。これらの言葉の組み合わせは、「甘やかされた父親」「気ままな親父」「わがまま爺さん」などといった意味にもなりうる。ある女性が、歯のない父親が食べやすいようにとババガヌーシュを発明したという話もあるものの、bābāが、そのような実在の父親を指しているのか、あるいは当時もっとも重要な野菜とみられていたナスの比喩であるのかは、定かではない。

甘やかされた気ままなわがまま爺さん だったらたち悪いなー。
ふと思い出したのは青島幸男先生の意地悪ばあさん!あ、これは婆さんか。
探したけどなかなかないですね、YouTubeには。

青島幸男さんがおばあさん役をしていたずら的意地悪をするんですよ。青島幸男さんってそう、元都知事のね。

こんな時代もありましたねー。

++

横道に逸れましたけども、なすびにはいろんな逸話?伝説?ことわざ??があるくらい人気があるんです。美味しいんです。

それは去年のこと。
友人はパレスチナ人なんだけど、フランス国籍も持っていて久方ぶりの帰国。そこで親戚一同集まることになりました。なぜかそこに呼ばれる私。

パレスチナファミリーギャザリング+a Japanese

迎える家族はご馳走を用意します。焼きナスを作ります。噂のババガヌーシュ、この地ではムタッバルって呼びますけどね。
どうです?このナスの焼き方のダイナミックさ。

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焼いたナスはペーストに近い状態に。

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パレスチナ各地から親戚がやってきます!
ハグ、キスの応酬です。私もなぜかハグ、キス。
誰かわかんないけど、よろしくね!と遠方の親戚。
それでもとっても温かく迎え入れてもらっているのはこの家に長いこと居候しているから。
お庭でおしゃべりタイム!
最初は私に気を使って英語交じりの会話だったのがヒートアップしてアラビア語オンリーです。いいんです。知ってるんです。いつものことなのです。私のアラビア語が伸び悩んでいるから、いいんです。この会話に入りたい!というモチベーションになるはずなのに、怠け癖が・・・

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そうそろ、コーヒー飲もうかね。

この言葉はもうお開きよ!そう、こんな感じぶぶ漬けよ!みたいなもんです。
アラブコーヒーは鍋で淹れます。
炭火でじんわりのコーヒー。美味しかった。

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おしゃべり大好きアラブ人の嵐のようなギャザリングにぽつん日本人。
それでもアハラン(ようこそ)の声声声!この暖かさは思い出の斜め上をいく。だってたまに帰省した人を迎える親戚の集まりに見知らぬ人よ!


▽▽▽週末はこちら▽▽▽

日時:6月6日 土曜日 お昼12時〜12時30分
AzusaSuga YouTubeチャンネル 
URL: https://youtu.be/BiAs8Go7J1A
twitter: https://twitter.com/granat140
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