夢現の世界

今朝、目に入ったツイート

記録と記憶の両方を試すために書くのだけど、向こう側からこれにアクセスできるかのこころみでもある

誰か同じような体験したことある方、教えて欲しいです

変な はなし｜masako kato @MasakoKato1 #note#夢 #現実 #行き来 #会話 #共存 https://t.co/401FGMHkfP

— masako kato @ルワンダ (@MasakoKato1) June 17, 2020

内容はこちら▽

夢見ますか？私は見ますよ。
masakoさんが　”変な” と書いているけど、私には変には思わなかった。それはこんな経験があったからかもしれない。

高校生とかそれくらいの時期、夢日記に凝っていたんです。生意気にもフロイトの夢判断を読んでいました。

夢判断 上 (新潮文庫 フ 7-1)

夢判断 下 (新潮文庫 フ 7-2)

それで試してみたくなって、密かに夢をコントロールする練習を始めたのです。
その第一歩は夢日記をつけることでした。
枕元にノートとペンを置いて。
フロイトによると、夢はすぐ忘れてしまう、それは脳に刺激が入るとすっかり忘れてしまう、だから頭を動かす前にメモをしないといけない。
寝返りを打つたびに夢は変わっていっている、気づいていようといまいと。

眠すぎてキーワードだけ書いても夢を覚えているのに効果がありました。そして二度寝もします。

夢の内容は濃い霧の中のようだったのが毎日（ときに忘れて毎日じゃない日もあるけど）書き綴っていると、少しずつ霧が晴れ、詳細に書けるようになってくるのです。
そうなると、どう説明したらいいのか難しいのだけど、脳内に記憶フォルダなるものがあってその中にファイリングされていく感じ。
寝る前にあんなことあったなーと夢のことを思うとその続きが写しだされます。映し出されるというよりも、その場面に降り立つとの方が近いかもしれない。

そんな日々が続いていると記憶フォルダから過去のファイリングを探し出すと夢記号と現実記号がついていないことに気づいた。

え？どっちだっけ？

友達に この前あったこの出来事　と言っても通じない。でも私の手の感触や匂い、五感はその出来事を現実のものとして知っている。でも夢の出来事だったみたい。

夢現を行ったり来たり

今では夢日記はつけなくなった。どうしてやめたのかは覚えていないが他に面白いことがあったのか、惰眠を貪りたいのか。夢は夢として楽しむことにした、とでも言っておこう。

でも夢の中に訪ねてきてくれる人たちがいる。
彼らは特殊な能力を持っているのか私の記憶フォルダにちゃんとファイルを差し込んでくれているのか、彼らが夢の中で私を訪ねてきてくれると私は書かなくても忘れない。
死者との交流は夢の中にある。私の死んだ祖父はたまに夢に尋ねてきてくれる。あともう一人は一度きりだけど訪ねてきてくれた、私に伝えるのを忘れていたからって、律儀にピンポンをして。

＋＋

最近見た夢は、ユニコーンが改名するから、記念ツアーをするってなって、友人がチケット取ったから一緒にライブ行こうよ！って言ってくる夢。

完全に夢だね。