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摩周屈斜路トレイルDAY2~1日目には気づけなかったトレイルの魅力~

2日目朝、ゆっくりコーヒーを飲んでいると他の宿泊者と話す機会があった。自分のほかに2人泊まっていて、
一人は女性の方で登山しそうな恰好。「半分仕事半分遊びで来てるんです」と言っていたので視察か何かだろうか?
もう一人は和歌山からの男性で、屈斜路湖のヒメマスを釣りにこちらに来ているとのこと。去年自分がヒメマスを釣った場所をシェアした。
釣れるといいね。
宿泊者同士の交流がコロナ前の旅の雰囲気を思い出させてくれて懐かしくなった。

8時出発、川湯のセコマで朝食と行動食をGET
ぬこ様今日も綺麗な目ですね

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麃公パワーを注入!

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今日のコースは基本的に国道52号線を歩いていく感じ。
昨日も国道沿いの歩道を歩くパートはあったのだけど、今日の道は全くと言っていいほどゴミが落ちていなくて気持ちがいい。
自分の歩く前日に地元ハイカーがゴミ拾いをしながらスルーハイクしていたらしいけれど、それだけでこんなに綺麗になるかしら🤥
普段から地元の人で綺麗に保つようにしているんだろうか?

30分ほど歩くと屈斜路湖がすぐ左手に見えるようになり気分が上がる ↑ ↑

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たまに湖畔におりて波打ち際ギリギリを歩いてみる。

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仁伏と砂湯の間くらいで、通りすがった地元のカヌーガイドの方が「がんばってね~」と車から話しかけてくれた。
素直に嬉しく、胸がポカポカしてくる。


そして砂湯着!
まずくっしー先輩にご挨拶。今日も目キマってますね!

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そして白鳥先輩にもあいさつ。
シベリアからの長旅おつかれさまです!
ゆっくりお湯に浸かってってくだせえ(`・ω・´)!

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ピスタチオソフトクリームを食べたかったけれどこの日は残念ながらやっていなかった。


ここの木工芸品屋さんのフクロウ木彫りはちょっと変わってて、
リアルなんだけどちょっとコミカルに可愛かった。
もしいつか自分の店を構えることになったら玄関にこのシマフクロウ木彫りを置きたいなあ。

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砂湯を過ぎると国道から森の中の道へ入る。
本日初のMKTサイン!

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今日は昨日より穏やかな天気で、傘を差さなくていいくらいの雨がしとしと降っている。

キラキラした水滴が枝の先でゆらゆらゆれていて美しい

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紅葉がトド松の上に落ちて天然のクリスマスツリーができていた。

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綺麗な森の中のトレイルをずんずん歩く。


池の湯到着。
ゆっくりお湯に浸かりたいところだけどタオルを持っていないので断念。
お湯は少しぬるいくらいで、入ったらきっと出られなくなっていただろう。

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出発から2時間。コタンのぢぢさんでコーヒーを補充!

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僕の好きな濃いめの美味しいコーヒーを水筒に入れてもらった。
ありがとうございます。

ここで、以前和琴のオヤコツで卵の茹で時間を教えてくれたダンディと再会。家族で釧路から遊びに来ていて、息子さんは僕が川湯から歩いてきていることにたいそう驚いていた。


インスタを交換し、和琴での再会を誓ってまた歩き出した。

道の途中、カヌーを積んだ厳ついデリカの運転手から話しかけられてびっくりしたが、弟子屈でカヌーガイドをしている友達だった。
見るとその後続車もカヌーを1台2台ずつ積んでいた。聞くと地域の小学生にカヌー体験をさせてあげているらしい。
美幌もそうだけど、良い体験してるよなあ田舎の子供たち。

後続の運転手さんも「おっハイカーじゃん」という感じで笑顔で手を振ってくれる。とても嬉しくなる。


ランチは弟子屈に今年できた「まるやまカリー」!


https://www.instagram.com/maruyama_curry/?hl=ja

ずっと来たいと思っていたお店にやっとこれて嬉しい。
と思っていたら店に入ると、知り合いのm●nt-bell●清水店スタッフの皆様が座っていてびっくり!

どうやら休日に屈斜路湖でカヌーしに来たらしい。
地元の人たちが地元を満喫していることはとても美しい。

トレイルの情報や冬の遊ぶ計画なんかを情報交換していたらカレー到着!!

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鶏肉ホロホロのカラバトカリー系のカレーでスパイスが効いていてとてもおいしい!
これは自分で作れるようになりたいな。
これからも通って味を盗みたい(`・ω・´)

夢中になってカレーを食べている間にモンベル組はチェックアウト。
別れ際のあいさつで「滝川君の分も払っといたから~♪」と言われる。

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トレイルエンジェル降臨…!

いやむしろトレイル大天使オガタ様…!!

久しぶりに受けた無私の愛にうまく言葉が出ず、なんかもにょもにょ言っているうちにモンベル組は行ってしまった。
ありがとうございました…ごっつぁんです(`・ω・´)!

自分も食べ終わり帰る直前、店員さんがなんか見たことある人な気がした。
自分は札幌時代はゲストハウスで働いていたんだけど、その時気になっていたほかのゲストハウスのマネージャーをしていた人だった!
思いがけない出会いに興奮。
向こうも自分のことは知らなかったけれど、共通の知り合いも多かったし、こんな地方での出会いということもあり、
近況をそれぞれ報告して、Facebookを交換して別れた。

トレイルはもう4分の3歩いていて、ゴールであるプリンスホテルまでひたすら歩き(和琴半島はいつも行っているのでスキップし)

15時半、プリンスホテル着!

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プリンスホテルの向かいの駐車場で、美幌の知り合いの方が
「インスタストーリーみてたよ~お疲れ!」とアンパンを差し入れてくださいました。ちょうどおやつの時間に甘い物もらえて幸せ(T_T)

ということで1泊2日の摩周屈斜路トレイルコンプリート!!

今日の行動内容
歩いた時間…7時間
歩いた距離…約20㎞
使ったお金…約1000円(行動食、コーヒー)


【浅い考察】
1日目の振り返りで、ロングトレイルの魅力に

景色が最高、自然の中を歩くのが気持ちいい、写真を撮るのが好き、トレイルで現地の食文化を楽しめる、誰かにとっての日常を覗き見られる、体力的チャレンジ、目的地に着いたときの達成感、ギアの美しさ、1日歩いた後の温泉ビールが最高!

ということを羅列したけれども、「トレイルで関わる人」という視点がすっぽり抜けていたことに今日は気づかされた。

地元の人に食べ物を恵んでもらえたり、「がんばってるねぇ」と声をかけてもらえると、歩くモチベーションも強くなるし、その地域全体のことが好きになる。
「うちの地元最高でしょ!」と笑顔で言われるとこっちも嬉しくなる。

ゲストハウスで交流した他の旅人、砂湯で砂湯自慢してくれた木彫り師のおっちゃん、コーヒー淹れてくれたぢぢさん、カレーおごってくれた大天使オダ、車から手を振ってくれた地元の人、出会った人みんなが地域の魅力。

逆に「なんでこんな何もないところに来たの?」としょげた顔で言われるとこっちも「そっかぁ…」と心から楽しめなくなると思う。(今回そういうことはなかったけれど)



自分も地元でトレイル造成に関わるものとして、
関係者だけで道を作ってるだけではダメで、ハイカーを本当に魅了するためには地元のいろんな人といっしょに「トレイル文化」を時間をかけて作っていく必要があるということを実感した。

何回もそういう話は聞いていたはずなんだけど、実感できたというのが良かった。

自分も和琴で休憩してるハイカーがいたらゆで卵を分けてあげられるローカルになりたいな。

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