根魚食べ比べ シマソイ、クロソイ、ガヤ
この間、背の大きな先輩に網走へ夜のロックフィッシュ釣りに連れて行ってもらった。
とにかくエゾメバル(通称「ガヤ」。釣れすぎて海面下でガヤガヤしてそうだから)がたくさん釣れた。
1回キャストで1匹釣れるくらいたくさん釣れた、真っ暗で見えない海底にはいったい何匹のガヤがいるんだろう。
とても楽しい釣行だった。
帰りは網走のすき家に寄ってしまった。深夜なのに。
紅ショウガと七味唐辛子で肉が見えないくらいにして食べるのが好きだ。
飲食店のチェーン店が全然ないのが美幌の好きなところのひとつだけど、たまに食べたくなっちゃうのも事実。
でもまあ、隣町に1軒あるくらいが丁度いいと思う。
今回の釣行で持って帰ったのは3匹。
上からシマソイ、クロソイ、ガヤを1匹ずつ。
見た目はあんまり変わらないけど、ちょっとずつ分類が違うみたいだ。
シマソイ ⇒ スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
クロソイ ⇒ カサゴ目フサカサゴ科メバル属
ガヤ ⇒ スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属
クロソイだけカサゴ目で、他の二つはスズキ目らしい。
確かにシマソイ、ガヤは大きくても30㎝くらいだけど、クロソイは市場で60㎝以上のやつが売られてるのを見たことがある。
ほぼ同じサイズの3種類を持って帰れることなんてあまりないので、せっかくの機会に食べ比べてみたいと思う。
しかし、煮付けたらどれがどれだかわからんやんけ。
うっすら見える(気がする)模様と、釣った時のサイズ感を思い出して魚種を仮定したうえで食べ比べてみる。
ガヤ(これはたぶん間違いない)
身にも小骨が多い
しかも細くて鋭くて硬くて痛い
味は美味しい
見が一番柔らかい、繊維が細かい
クロソイ(であろう)
身が一番厚い
ほほ肉、胸鰭の筋肉が一番大きい(と思う)
味は美味しい
シマソイ(だと思う)
身に弾力がある(気がする)
味は美味しい
クロソイがなんかマッチョで身の付き方がいいのはクロソイだけスズキ目だからなのだろうか。
ガヤはとにかく小骨が多くて食べるのに時間がかかった。
シマソイは骨が少ない分、箸でとれるひとかたまりが大きくて食べやすかった。
味は3種類とも違いはわからなかった。
そういえばチェーンソーマンにこんな一コマがあったけど、やはり本当なんだろうか。
魚好きとしては、信じたくないけど…信じたくなかったな…
でもシマソイ、クロソイの旬は秋~冬らしいので、今回の食べ比べだけで結論は出せない(そもそも煮付けて魚種の確信がなくなったし)
ので、また機会があったら食べ比べしてみたいと思う。
次回はできれば刺身で(`・ω・´)!