見出し画像

摩周・屈斜路トレイルOPENイベントに行ってきました。

10月1日にOPENとなった摩周・屈斜路トレイルのOPENイベントに行ってきた。

場所は川湯のエコミュージアムセンター
何度行ってもよい素敵な場所

午前中は関係者によるトークセッション

画像2

第一部は〈ロングトレイルで再発見する弟子屈町の魅力〉
ということで、トレイル作成にかかわった現場の方々やTRAILSというトレイル文化の醸成に取り組んでいるメディアの方々によるトークセッション。

画像3

いわずもがな弟子屈は自然の魅力・面白さがギュッと詰まった素晴らしい地域で、そこにトレイルを作ることによって自然の魅力をより深く、より自分事として感じられるようになるということみたいだ。


あらゆる旅はその速さに比例してつまらなくなる
(All travelling becomes dull in exact proportion to its rapidity.)
ジョン・ラスキン


という旅の名言があることだし、
自然、食、動物、歴史、文化、それらを歩いて周れるようになったのは素晴らしいことだ。
しかも北根室ランチウェイと繋がっていて最長で6泊のルートにできるのかな?(間違ってたらすみません)
チャレンジ要素も含まれてもっと良い!

登山とロングディスタンスハイキングの違いにの話についても共感できる部分がとても多かった。
そうそう、現地で買い食いだとか、現地の人(トレイルエンジェル)との関りも旅のモチベーションに大きく影響するんだよね。
自分も2019年にエベレスト街道3週間歩いてきたけれど、ただの登山ではなくて現地のシェルパ族の文化や人とのコミュニケーションが楽しくて、
そしてそれを楽しむ雰囲気がトレッカーのなかでも醸成されていて、
それってまさに”トレイル文化”だったんだな。
それは日本の登山文化とまた違う楽しみ方で、それが北海道で始まってきているのは嬉しいし、これから関わっていけたら人生の宝になるはずだ。


第二部は〈摩周・屈斜路トレイルの可能性〉
ということで、環境省や近隣市町村でトレイルを作っている代表の方など、弟子屈の周りのエリアを含めたトレイルの可能性について。

画像2

第2部は環境省の方の資料が面白すぎて&勉強になることすぎて写真を撮ることに夢中になり、メモはあまりとれなかったけれど、
津別峠~美幌峠~藻琴山の外輪山トレイルへの期待ということもかなり話されていて嬉しかった。
要するに「摩周・屈斜路トレイルはOPENしたけれど、これがゴールではなくこれからソフト/ハード共にもっともっと良いものにしていこうぜ!☆」っていう話だと解釈した。



午後の部は、実際にみんなでトレイルを歩こうぜ!の部
池の湯からスタートし…

画像4

画像5


大木を乗り越え…

画像6



TRAILSの方々によるロングディスタンスハイキングのギア紹介
登山のギアと共通する部分も違う部分もあり、
それぞれに強いところと弱いところがあり、大事なのは自分の行きたいフィールド&やりたいことに合わせたギアを選ぶことで、
またほしい道具が増えちゃうなあ・・と思った。

画像7

画像8



最後は松浦武四郎の記念の碑でゴール。

画像9


【道を作る】
ということは
・人を通らせる
・楽しみ方を提供する
・ストーリー性をもたせる
・人と人、場所と場所、コトとコト、色々つなぐ
色々な意味があって、面白いなあと思った1日になりました。

そして元から弟子屈で会ってみたかったガイドさん達、
会えると思ってもいなかったけど会えたランチウェイの創設者、
人との出会いにも恵まれた1日になりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?