弟子屈の地域おこし協力隊に弟子屈を案内してもらった
隣町、弟子屈の地域おこし協力隊が美幌に遊びに来たので
美幌を一日案内したのが9月末。
先日、今度は自分が弟子屈に遊びに行って弟子屈を案内してもらった。
まず行ったのは摩周岳。
摩周だけは今年の夏ぼくの友人2人が挑戦した話を聞いていて、
「めっちゃ暑い中ひたすら稜線だらだら歩いて熱中症になった」
「アブに襲われて登山どころじゃなかった」
と、ハードな印象があった。
スタートは摩周第一展望台から。
なるほど摩周湖の外輪山のフチを半周するような感じなのね。
メンバーは
安藤さん
パスカル
パスカルの奥さん
自分を含め4人とも今年1年目の地域おこし協力隊で、それぞれ全く違う境遇から「自然が好き」という理由でこの北海道の奥部で巡り会うことになったのは、なかなかどうして感慨深い。
もちろんそれぞれ細かい背景は違えど、「移住して北海道で新しい生活を始める」という人生の分岐点にもなりえるビッグイベントを同じタイミングで共有できる人がいるのはありがたいと(僕が一方的に)思っている。
歩を進めよう。
摩周岳への道のりは友人に聞いていたとおりずっっっとなだらかな稜線歩きが続く。
下の写真に見える山のてっぺんをずっとなぞっていく感じ。
右手には中標津の平坦な酪農風景、左手には摩周湖がずっと見えていて、展望は最高だった。
ほんとうにずっっっとなだらかな歩きが続くので(2時間くらい?)
「俺、今登ってるッッ!!」みたいなのが登山のモチベーションになってる人には辛く感じるかもしれない。
標高イメージはこんな感じ
自分をいじめることでしか生を実感できない哀れなマゾクライマーは頂上直下の急登で息を吹き返す。
という心電図にも思える。
ある種の疾患を抱えた僕も、
(このなだらかで展望の素晴らしいトレイルはMTBで走ったらさぞかし楽しいだろうな・・・)
とすぐ考えてしまうのは、テトリスとか"ぷよぷよ"を始めて1週間くらいずっと脳内で脳内テトリス、脳内連鎖をしてしまうのと同じ病気にかかってしまったんだと思う。
※実際は車馬乗り入れ禁止区域なので、間違ってもMTBや馬で摩周岳を登ってはいけません。
そうしてこうして摩周岳山頂に到着!!
山頂から摩周岳の爆裂火口を覗く。
自分の目でドローンの映像みたいな景色が見れる。
西別岳、中標津方面の景色
「地球が丸い」というあたりまえのことが実感できる。
美しい摩周湖ブルー
摩周湖には川がつながっていない。
流れ込む川も流れ出る川もないため、実は河川法上は「湖」ではなく「水たまり」らしい。
藻琴山、屈斜路湖、硫黄山も見える!
摩周岳に登れば、その道のりが楽しいだけでなく
摩周湖、斜里岳、知床連山、西別岳、根室~中標津の景色、雌阿寒岳、雄阿寒岳、阿寒富士、屈斜路湖、硫黄山、藻琴山と道東の景勝地をたくさん見れる、お得感満載の山だということがわかった(`・ω・´)
摩周岳を堪能した後はキンムトーへ
ここは詳しいことはわからないけど、エゾシカやヒグマなど動物の影がとても濃い場所らしい。
紅葉が沼の水面に反射して油絵のようだった。
残念ながらこの後すぐ美幌に戻ることになってしまったが、
さすがコンテンツお化け弟子屈町、1日では全然足りなかった。
短い秋を精いっぱい楽しんでいきたい。