見出し画像

今年もシュトーレン

頭の中は年明けのことを考えています。こんにちはThreebread店主です。
年明けのことを考えてはいるものの、今回はその手前のクリスマス、シュトーレンのお話です。どうぞお付き合いください。


シュトーレンって?

ここ数年、かなりシュトーレンは市民権を得てきてご存知の方も多いかと思います。
シュトーレンは、ドイツのアドヴェント(クリスマスまでの準備期間)に食べるパン菓子です。

ドイツでは法律でレシピが決まっているんですよ。

そんなシュトーレン。普通のパンと違って、保存が効くように砂糖やバターをふんだんに使っています。薄く切りながら少しづつ食べるのがルールです。



Threebreadのシュトーレン

日本のパン職人たちは、色んな思いをこのパンに込めて焼き上げています。
私はというと…
シュトーレンという大きな歴史に私なんかが勝手な解釈はできない。と恐れ慄いております。

私は普段から、そのレシピで作れる最高ものを作りたいと思いパン作りをしています。
そこに倣いまして、専門書のレシピを忠実に再現することを目標にしています。

ドイツの人が考えたドイツのパンはおいしいと思います。そして、ドイツの人たちは、日本の私たちが思う以上に沢山パンを作って食べています。
その人たちが考えたレシピ、効率もいいんですよ。


去年と違います

去年参考にしたレシピと違うもので今年は作ります。
食べて第一に違うことは、今年はナッツを入れました。

私、ナッツが苦手なんです。
だからお店のパンもナッツが入っているものは少ないです。
去年のレシピも本当はナッツが入っていましたが、私が苦手なので抜いて作っていました。

でも、数ヶ月前にドイツの方が、ナッツのないシュトーレンはシュトーレンじゃない、という発言をしていたのを見かけて、今年は入れようと慌てた次第です。
本場の人に弱い私です…

今年ナッツを入れたものを試食してみて、
カリカリとした食感がなんとなくクリスマスを連想させておいしかったです。
見知らぬドイツの方ありがとうございました。



キンダーシュトーレンと販売

もう一つ、今年はお酒の入らないキンダーシュトーレンというものも販売する予定です。

シュトーレンはラム酒などに漬け込んだドライフルーツが大量に入っています。お酒が苦手な人には辛いパンです。

キンダーシュトーレンはサイズも小さく、お子様や、運転などある大人の方にぴったりです。チョコチップとアーモンドがはいっていますよ。こちらも是非よろしくお願いします。


シュトーレンの販売方法ですが、予約はしないことにしました。
その代わり、数週間いつのも販売の時に少しづつお出しします。

売り切れてしまったら申し訳ないのですが、お客様のタイミングで買いに来てもらいたいな、と思っています。


沢山の人に食べてもらえるように。
最後まで美味しいシュトーレンを目指して作りますね。しっとり香り高い当店のシュトーレン、是非買いにいらしてください!

いいなと思ったら応援しよう!