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最強スキル「手放す」

 みなさんチームワークしてますか??
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
早いもので、2022年も半分が終わりました。
この「早くも今年1年の半分が終わろうとしています」という全アナウンサーが一度は口にしたことがあるのではないかというような言葉ですが、ボクはこれを聞くたびに「お。今年も誕生日が来たな」と思います。
ボクの誕生日は6月30日。
1年のちょうど半分の日です。
ほとんどの方は1年の終わりの大晦日に「今年も今日で終わり。明日から心機一転頑張ろう」と思うのではないでしょうか。
ボクはというと、ありがたいことにこのタイミングが年に2回あります。
年が変わるときと、歳が変わるときです。
ホントいいタイミングですよね。
この日に産んでくれた母に感謝です。

 さて、そんなボクがまたひとつ歳を重ねるにあたり、近頃とても大切にしていることを書こうかと思います。
これはおそらく、この歳の1年間の命題となること間違いなしです。

やりたいことが次から次へと現れる

 ボクはもともとなんでもやってみないと気が済まない質だ。
人からどんな話を聞こうが、著名人がなんと言おうが、事前情報として入れておくだけで、すべてはやってみないとわからないと思っている。
ヒトはそれぞれ違うのだから、何に対しても感じ方が違う。
あるヒトが「大変だ」と言ったものを面白く感じたり
あるヒトが「不味い」と言ったものを結構美味しいと感じたり
あるヒトにとっては「辛い」仕事を楽しく感じたり
受ける印象は、一緒にやる人、タイミング、環境等々によりまったく変わってくる。
だからこそ、ジブンの感覚が一番大切だと思っている。
それは営業という仕事にも繋がっていて、ジブンが「良い」と感じたものはやはり強くヒトにオススメしたいと思う。
そういったものも踏まえて、できるだけやってみたい。
全部が全部ではないけれど、ヒトが取り組んでいて楽しそうだなと思うものはやりたい。

 今、実際にボクがやっていることは多岐に渡る。
営業という職種で就職したけれど、企画やマーケティングの仕事もやりたいと感じた。
経理や情報システムなどはやりたいというよりも、どういった仕組みになっているのか知りたいと感じた。
「新規事業の立ち上げ」みたいなドラマのような話を仲間とともに経験したいと感じた。
以前は「経営者だけにはならない」と思っていたけれど、マネジメントしてみないと見られない景色があるのかなと感じた。
細かく書いていくとまだまだあるだろう。
その瞬間瞬間で感じることは違う。
けれども、もしそういったチャンスがあるのならやりたいと思い続けていた。
不思議なもので、思えばそうなっていく。
上記に挙げた仕事は現在もやっていることがほとんどだ。
そして、今後も「やってみたい」と思うことはどんどん出てくるだろう。

やれないこともたくさんある

 とはいえ、すべてのことができるわけではない。
タイミングや環境によってできないこともたくさんある。
なによりも、そんなチャンスはなかなかやってこない。
これまで「やれた」のは運が良かったからだろう。

 「やれない」のはジブンのキャパシティが足りないからだ、と思うこともよくある。
たとえチャンスがあったとしても、キャパシティが足りなければそれに取り組むこともできない。
だからこそ、キャパシティをもっともっと広げたいとも考える。
けれども、ヒト一人のキャパシティなんてたかが知れている。
特に法人化してからは、一人で仕事をすることが多くなった。
そうなると、ボク一人のキャパシティなんて大したことはない。
ホントに小さいなぁと。
以前友人に言われたことがある。

一人で仕事をしているときは、二人、三人と人が増えていけば、それに合わせてこなせる仕事量が二倍、三倍になると思っていた。
けれど、違った。
二人、三人と増えていくと、こなせる仕事量は二乗、三乗と増えていく。

結構な衝撃だったけれど、なんとなく腑に落ちた。
だからチームでやるのか、と。
やっぱりチームなんだ、と。

「手放す」と新しいものがやってくる

 実は2022年になってから、色々な動きがあった。
事業自体がなくなったもの
次の世代へ受け継ぐべきもの
ボクのチカラが必要なくなったもの
ボクが取り組むべきではなかったもの
そんなものが見えてきたときに、手放すべきなのかどうかとても迷った。
もちろん強制的に手放すことになったものもある。
逆に、手放さなくてもなんとか続けられたものもあるだろう。
正直、法人化したことによって、”無くなる”というのは一種の恐怖でもある。
仕事が無くなるとそれが法人だけでなく個人の生存にも直結するのだから。
その恐怖から「手放さない」というのも一つの選択しであり戦略だ。
けれども、それは誰も幸せにならない。
必死に続けることも大切だけれど、必要でないかもしれないものを続けていくほどみんなヒマではないし余裕はない。
結論…

手放してみた

このときは葛藤だらけだった。
ただ、実際には少し前からジブンの中では決まっていたのだ。
おそらくこうなるだろうから、そのときはこうすると。
そしてボクはその余白を活かして一気に動き出した。

ジブンの振返り
ジブンの棚卸し
ジブンの再定義
ジブンを再提案

これもそのうちのひとつ。

雲をつかむような話ばかりだったけれど、ありがたいことに親身になって聞いてくれる仲間はいた。

 すると、不思議なことに”新しいこと”がやってくる。
向こうからやってくるという表現は正しくないかもしれない。
実際は迎えに行っているのかもしれない。
それでも、ボクが
こうやりたいな
こうできないかな
と考えていたもののカタチがぼんやり見えてきた。
そして、共に創ってくださる方々がそのカタチをハッキリとしたものにしてくれた。
もっともっと鮮明にしていく必要はあるけれど、ボクの大好きな

新しいものに向かって突き進む

ことが色々と動き出した。

「手放す」ことをしない手はない

 これまで生きてきてなんとなくは気付いていたはず。
それでも確証はなかったこの「手放す」というスキル。
ここにきて、本当に大切なんだということがわかった。

しがみついている
もう当たり前だから
なんとなく続けている
特に意味はないんだけど

そんなものがないでしょうか??
やることに意味があったり、ジブンが好きなものであったり、そんなものを手放す必要はない。
ただ、新しいことをやりたいなら、新しいことをやろうとしているなら、

手放そう。

やめる
捨てる
だけじゃなく
受け継ぐ
あげる
ことでも手放すことはできる。

大丈夫。
なんとかなります。
一気に手放したボクが言うのだから。

さてさて、次は何を手放そう。
これはしばらくボクの命題となりそうです。


Let It Go & Going My Way.


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