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チームの決断に必要なもの

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
今の世の中、選択と決断の連続ですよね。
今日は何を着ようか。
今日は何を食べようか。
どうやって目的地まで行こうか。
どの仕事に着手しようか。
いろんなことが多様化して選択肢が増えるのは、ボクが目指している世の中ですし喜ばしいことなんですが、決断って結構大変ですよね。
そんな決断をチームで行うときのお話。

決断はストレスになっている

 おはようからおやすみまで、毎日選択と決断の連続
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
楽しんでいる人もいることでしょう。
嫌気がさしている人もいることでしょう。
ボクはどちらかというと、選択するのは好きな方
ただし、少し前の世の中で当たり前だった「選択幅の狭い選択肢」から選ぶのはあまり好きではない。
例えば、高校を卒業したら、次の学校に行くか、就職か・・・みたいな。
もっと色んな選択肢があって良いと思う。
そんな世の中にしたいと常々思っている。

 けれども、選択することがストレスとなっているのもまた事実
選択ばかりで心身ともに疲れてしまう。
実はボクはそんな選択をしなくてもいいような、毎日やった方が良いことはルーティーン化している
例えば、「今日はジムに行くかどうか」みたいなもの。
極力考えなくて良いように基本的に毎日行くことにしている。
なにせ、朝起きて身体と脳を起こすのには持ってこいだし、元々朝が弱かったボクには「行くかどうするか」を考えるより「行くもの」と決めていた方が都合が良い。
有名なところでいくと、Apple創業者のスティーブ・ジョブズは毎日同じものを着ていた。
黒のハイネックにリーバイス501、NBのスニーカーと決まっている。
自分にとって選択しなくて良いものは選択しないようにする、というのもまた1つの手だ。
メリットはやはり心理的負担の軽減
〝毎朝服を決める〞という決断エネルギーの節約になっている。

 ボクの中では、今日は何を着ようかなと考えるのが楽しい(スニーカーが好きなので、それに服を合わせるイメージだけど)のでジョブズのようなことはしない。
ジャケットのセットアップにTシャツ、NBのスニーカーというのは決まっているけれど、色やサイジングなどは毎日決めている。
要は、自分にとって選択しなくていいものは効率化しちゃおうってこと。

チームでの決断

 自分で自分のための決断をするのは、選択しなくていいことをどんどん効率化してしまえば良い。
ただ、チームの決断となると話は変わってくる。
チーム全体の決断のため効率化することはできない。
そして、自分だけなら意見は1つだが、チームとなると意見が複数ある。
これがかなりややこしい。

 チームでの決断なため、できるだけ総意が必要。
だからこそ、色んな意見を聞いたり、ブレインストーミングしたりする。
すると・・・
あ、そんな考え方あるのか!
そういうやり方もあるか!
と新しい選択肢が生まれたり、方向性が決まってきたりする。
ただし、これは決断ではなく、あくまで参考意見
ではどうするか。
チームでの決断は、最終的にはリーダーがしなければならない。
リーダーでなくとも、その場を仕切っている人がする必要がある。
そこには、プラス意見もマイナス意見もあり、それを踏まえた上で決断をしなければならない。
結局、決断には覚悟がつきもの。
正直、総意なんて得られることはないとボクは思っている。
多数決も違う。
そうではなくて、意見としては参考にし、それでも決断はリーダーがする。
時に、決断として少数派意見を取り入れなければならないことだってある。
たくさんの意見と批判を受けるだろう。
それらを受け入れる覚悟と、決めたら突き進む勇気。
リーダーにはこれが必要となる。

 よくあるのは、
この人はこう言っているからこっちかな
あの人はこう言っているからあっちかな
という皆の意見を取り入れようとしすぎて決まらないパターン。
優しい人が陥りやすい。
どちらにしても、
こちらを立てればあちらが立たずあちらを立てればこちらが立たず
になるのだから、それよりも「こうしよう!」と決めてしまった方が次に進みやすい。
ボクが尊敬している経営者の方には、周りの意見を聞かないようにしている人もいるくらい。
それをするには相当な覚悟と勇気が必要だと思う。

No.3としての立ち位置

 実際、ボクの仕事上、ボクがリーダーになって決めることはそこまで多くない。
もちろんプロジェクトとしてリーダー的な役割をするときもあるのだけれど、大体はリーダーやリーダーを支えるNo.2がいてボクがいる構図のためだ。
決断時にボクがやっていることと言えば・・・

俯瞰的な意見を交えつつ決断の背中を押す

こと。
ボクに意見を求めてくる時点で、リーダーは大体決断できている
あとはその決断のサポートと進め方を必要としている。
だからこそ、色々なことは言わない。
その考え方であればこうで、こうしていった方がいいのでは、くらいのもの。
結果その意見が取り入れられなくたって、別の側面が見えたからこそそちらの決断に至ったのか、となる。
それはボクだけではなく、リーダーが決断できるようにしていくのが周りの人たちがすべきことだろう。
そして決断後に必要なのは、

決断に対する意見ではなく決断をどういう風に進めていくか

ゴールが決まったのならそこに向かって進むのみ。
それをみんなで考えよう。

ともっともらしいことを言っていますが、めっちゃ周りの意見を聞いちゃうのは私です笑


GOING MY WAY.

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