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情報はジブンで取りにいく

 みなさんチームワークしてますか?
No.3代行を事業としてやっているthree.Tのウエツです。
パラレルワークをしているとあちらこちらから連絡がきます。
元々そういったものや、様々なグループから連絡をもらうのは好きですし慣れていますが、それでも集中力が途切れるので情報はなるべくジブンで取りにいくようにしています。
今回はそんなことについてのお話。

どんどん情報が発信される時代

 今や、毎日のようにLINEを含めたSNSを利用している。
ボクが社会人になった時代(約15年前)は、電話かEメールが主流でそこから考えたら驚くほど便利になった。
当初Eメールもなんて便利なんだと思っていたが、LINEのその距離感や時間軸の飛び越え方は凄まじかった。
連絡をした瞬間にその人に通知がいき、そして読んでもらえたかどうかもわかる。
受けた人は、文字やスタンプですぐに返答でき、まるで電話で連絡をしているかのようにやり取りすることができるようになった。
そして、LINEだけでなく、FacebookやTwitter、InstagramなどSNSはどんどん便利になり、相手がいまどんな状況にあるかは関係なく、こちらからどんどん情報を発信できるようになってきた。

 これは仕事でも活用でき、特に旅行会社のリトルコンシェルで学生のお客さまとやり取りするときにLINEは格段に便利なツールとなる。
実はデジタルネイティブ世代の若い人たちでもEメールを使われている人はあまりいない。
LINEでこと足りてしまうため、Eメールは何かに登録するときのために一応取得しているという人が多い。
LINEはというと、ほぼ100%の人が利用しているため、それで連絡を取れないということもない。
もちろん、重要な情報や空気感が大切なお話は、対面や電話で行う。
むしろリトルコンシェルの真骨頂はそこにある。

けれども、情報共有や簡単な質問事項、データのやり取りなどはLINEの方が便利であったりする。
グループを作ってやり取りもできるし、そういった意味では本当に最高のツールだ。

 ただ、唯一ボクのあまり好きではない点というのが上記にもある

相手がいまどんな状況にあるかは関係なく…

というところだ。
実は、ボクはGOING MY WAY.なので電話があまり好きではない。
こちらも相手の状況関係なく用事があればかけられるからだ。
それでも電話は繋がらなければ用件を伝えることができないし、電車の中かな?運転中かな?忙しいのかな?と状況を想像することはできる。
LINEで言うところの「既読がつかない」という状況に近い。
でも、LINEはプッシュ通知で来たものを開いてしまったが最後、既読がついてしまい「ああ、読んでもらえたんだな」と思ってしまう。
それが劇的な長文だったとしても、「内容を理解してもらえた」と勘違いしていまいがちだ。
となると発信した側は
なんで返答してくれないの??
となってしまう。
まるで付き合いたてのカップルみたいな状況。
これをコミュニケーションが取れているとは言い難い。

最適化の必要性

 先日、とある尊敬している社長とこのLINEについてお話する機会があった。
社長は、ご自宅があるところの自治会LINEグループに入っているらしい。
聞くところによると、自治会役員だけでなく、その家族も入れるので全体で700名くらいのグループだという。
そこでのやり取りは様々なものがあり、正直自分にとってどうでも良い情報も沢山ある。
そして、あまり好ましくないやり取りなどもあるらしい。
「そういうグループは、ボクだったらしれっと退出しちゃうかもしれないです」
と意見を伝えたところ
でも、こういう意見の人もいるんだなと勉強になりますよ
というめちゃくちゃ大人な返しをされて感心してしまった。

 そこで気になったのがプッシュ通知。
700名もいるグループであればLINEのプッシュ通知がえらいことになって集中できないのではないか?
社長も忙しい方なので、通知音や振動、画面が光るだけでも集中をそがれることはよくないのではないか?
ボクのその安易な考えはとっくに見据えていて、社長の携帯はプッシュ通知をすべてOFFにしているらしい。
それどころか、バッチ(アプリの上に付く数字)もOFFにしているとのこと。
※iPhoneでは下の画像のように設定画面から設定できる

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これにはボクも目からウロコだった。
通知を設定できることは知っていたが、当たり前のようにすべてをONにして常に気にしている方が良いとなぜだか盲信していた

 今日、ボクたちは知らない間に最適化された形で情報を受け取っている。
スマホにはジブンが興味のある情報のプッシュ通知が次から次にやってくる。
パソコンを開けば、ジブンへのレコメンドが次から次に表示される。
そこには閉ざされた情報ばかりで、ジブンに心地良いように最適化された世界がある。
それに何の疑問も持たずに過ごしているしそれを当たり前のように受け取っている。
でも、本来世界には色んな意見があり、まだまだ未知の情報や体験がたくさんある。
それらはボクたちに多くのものをもたらしてくれるはずなのに、最適化された情報に埋もれ時間を取られどんどん時間という貴重なものを失っていく。

必要なものをジブンのタイミングで

 だからこそボクも、この社長のお話を聞いて「必要な情報はジブンのタイミングで取りにいこう」と再度決めた。
実は前からわかっていたことなのに、なぜだか実行していなかった。
今までも情報を取りにはいっていたけれど、プッシュ通知をOFFに設定してからはさらにジブンで動ける時間が増えた。
もちろんLINEを確認しないわけではない。
ボクの場合は、通知こそOFFにせず、通知センターをジブンから覗きにいけば連絡が来ているかどうかはわかる状態にしてある。
要はその人にあった情報の取り方をすればいい。

 こう考えていくと、ボクが所属しているマンションの自治会は1階に掲示板があり、必ず皆そこを通るので目に入る。
そして、題名を見て自分に必要な情報はしっかり読んでいる。
ここでも「必要な情報はジブンのタイミングで取りにいく」ことが行われている。
昔ながらの方式だけれど、とても理にかなっている。
こういった昔ながらのやり方でも良いものが沢山あることを知った。
ボクらができるのは、ここに今のやり方も付け足していくことだ。
だからこそ、自治会でオンラインのポータルサイトも作りたい。
なかなか家に帰ることができない人も、リアル掲示板でないところで情報を取りにいけるようなものがあればさらにジブンのタイミングで情報を取りにいける人が増える。

 情報共有は必要だし情報発信も大切だ。
ただ、受け手のことも考えると情報を押し付けるのは違う。
そしてジブンのタイミングで情報を取りにいくことで時間の管理は格段に向上する。

ということで、ボクにLINEをくれる人たち、すぐに返信がなくても怒らないでください!
ちなみに、スニーカーの情報だけはプッシュ通知でめっちゃ確認してます笑


GOING MY WAY.

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