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【最新版】個人起業家のための補助金活用マニュアル2025
0、はじめに
はじめまして!こんにちは!
”補助金活用支援”と“V字回復伴走サポート”を
メインに行っている清水大将(ひろまさ)と申します。
僕は、補助金活用を起点に事業を立て直すことが大得意です!
先日、令和6年度補正予算案が閣議決定され、
2025年版の補助金の概要が発表されました。
その中で、
個人起業家さんが活用しやすい2大補助金として
1、IT導入補助金
2、持続化補助金
の2つの最新情報をまとめてお伝えします!
また、後半では
絶対に知っておくべき「補助金活用で注意すべきこと」も
お伝えするので、ぜひ最後まで見て行ってください!
1、IT導入補助金
(1)IT導入補助金とは
IT導入補助金とは、様々な経営課題を解決するためのITツール導入を支援するための補助金です。
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<対象者>
2年目(2期目)以降の事業者
法人の場合は「法人税の納税証明書」、
個人事業主の場合は「確定申告書」の提出が必要なため、
起業1年目の場合は対象外となります。
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(2)活用のポイント
条件に当てはまる場合は、インボイス枠のインボイス対応累計での申請がオススメです。
最大補助額は350万円です。
ちなみに、公募開始は2025年1〜2月頃と予想されています!
(※確定ではありません)
(3)活用事例
①UTAGEの導入
集客や売上の悩みを解決するオールインワンツールを導入。
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申請額:4,400,000円(税込)
補助額:2,750,000円
__________________________
・ソフトウェア費用(2年間分) 、導入設定 マニュアル作成 導入研修費用、
保守サポート費用(2年間分) 、導入コンサルティング費用など、275万円の経費を削減!
・集客から販売、カスタマーサポートまでを自動化!
・お客さまに満足していただき、
自然とリピートや紹介が生まれる仕組みを構築!
・集客にかける時間が1/3になり、半年後の売上は1.5倍に!
__________________________
②L Message導入
集客から決済・分析まで、
LINE公式アカウントを自動化するシステムを導入。
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申請額:3,000,000円(税込)
補助額:2,083,333円
__________________________
・ソフトウェア費用(2年間分) 、導入設定 マニュアル作成 導入研修費用、
保守サポート費用(2年間分) 、導入コンサルティング費用など、約210万円の経費削減!
・顧客リストを最大活用でき、購入率やリピート率が1.5倍に!
・今まで手動で行っていた顧客管理を自動化でき、
定型業務にかかる時間が1/3に!
・生産性が向上し、1年後の売上は2倍に!
__________________________
2、持続化補助金
(1)持続化補助金とは
持続化補助金は、「小規模事業者持続化補助金」が正式名称で、
小規模事業者の販売促進・販路拡大・業務効率化に取り組むための
費用を支援する補助金です。
<対象者>
・常時使用する従業員が商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)
の場合は5人以下
それ以外の業種は20名以下
・かつ、全国商工会連合会で定めた条件に合致すること
<活用例>
広報費(チラシ、看板など)、WEBサイト関連費(ECサイト、SNSなど)、
機械導入、改装など
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(2)活用のポイント
持続化補助金は、通常枠だと上限50万円が補助されます。
しかし、どの型で申請する場合も、申請準備にかかる手間や時間はほとんど変わりません。
なので、条件が当てはまる場合は、最大250万円が補助される
以下のパターンでの申請がオススメです!
__________________________
①「一般型」で「インボイス特例」と「賃金引き上げ特例」
②「創業型」で「インボイス特例」
__________________________
ちなみに、公募開始は2025年3月頃と予想されています!
(※確定ではありません)
(3)活用事例
①脱毛器の導入とホームページ制作
(通常枠+インボイス特例で申請)
申請額:1,660,000円(税込)
補助額:1,000,000円
__________________________
・100万円の経費を削減!
・最新の脱毛器を導入し、ホームページでビフォーアフターを
紹介したことで、月の新規来店数が2.3倍に!
・20代女性がメイン顧客だったが、40〜50代女性を顧客として
取り込むことに成功し、顧客単価が1.3倍に向上!
・リピート率は92%、1人あたりの紹介数は2.1人に増加!
・1年後の売上は3.1倍に!
__________________________
②店舗の内装工事とSNS運用代行
(創業枠で申請)
申請額:3,000,000円(税込)
補助額:2,000,000円
__________________________
・200万円の経費を削減!
・バリアフリー化やお客さまが使うトイレの改装工事で
乳児がいるファミリー層や高齢者層の取り込みに成功!
・SNSの活用により、飲食店の月の来店者数が2.3倍に!
・リピート来店率は1.5倍に!
・1年後の売上は1.8倍に!
__________________________
3、補助金活用で注意すべきこと
(1)目的を間違えない
補助金を「使う」こと自体が目的になると本末転倒です。
あくまで、補助金を活用して事業を拡大することが『本質』です。
補助金がもらえるからと言って、
☑︎本来必要でないものを導入したり
☑︎実態に合わないほどの賃金引き上げをしたり
するのはお勧めできません。
僕は、今でこそ、
3年で600社の補助金活用支援を行うまでになりましたが、
初期の頃は厳しいお声もいただいていました。
「補助金をもらって良くなったけど、1年経ってまた苦しくなってきた…」
「補助金をもらうために従業員採用数を増やして賃上げもしたけど、経営が破綻しそうになっている」
「補助金を使いたくて新商品を開発したけど、うまくいっていない」
これらは全て、
補助金活用の目的を間違えてしまったが故に起こった悲劇です。
そうならないためには、
____________________
①現状の課題は何なのか?
②事業を立て直すためには、何が必要なのか?
③そのために使える補助金は何なのか?
____________________
という順番で考えて、
補助金活用を起点として
事業を立て直したり、躍進させたりするための戦略を
立てるのが重要です。
(2)ハードルが高い
補助金は、国が事業者を応援するために用意してくれているものです。
融資とは違って、返済の義務もありません。
でも、こんなにいい制度なのに、補助金の活用率はたったの6%…!
これって、めちゃくちゃもったいなくないですか?
ちなみに、補助金の財源は"税金"なので、
国策に対応すると加点になったり、補助額が増えたりします。
正しく活用すれば、経費削減になり、事業拡大の後押しになるのに、
税金を払うだけ払って、補助金をもらえる権利を放棄している人が
9割以上もいるんです。
では、なんで、こんなにも活用率が低いと思いますか?
僕が実際にクライアントさんに聞いて特に多かったのは、
____________________
☑︎そもそも知らない
☑︎知っているけど、複雑で理解できない
☑︎理解できてるけど、面倒だから申請しない
☑︎申請したけど審査に落ちた
____________________
というのが主な理由でした。
そうなんです。
実は、補助金活用ってハードルが高いんです。
公式サイトを見ても、難しい字面がズラ〜っと並んでいて、
要項や関連資料は全部で100ページ以上あるので、
サッと読むだけでも1時間はかかります。
そして、申請できたとしても、厳格な審査があります。
これは、補助金の財源が税金だからこそ、
適正に使われるようにするためです。
国の方針としては、
補助金を渡して応援するから
ドンドン事業を伸ばして、もっと税金を払って還元して
日本の活性化の一助になってほしい!
ということ。
正直、年々、不正対応のために
補助金活用のハードルが上がっている傾向があります。
でも、まずはチャレンジをしないと始まらないので、
あなたに最適な補助金を見つけて、
事業立て直しの強い味方にしていただければと思います!
(3)悪徳業者に注意
実は、補助金申請は、
事業者(申請者)自身が主体となって進めなくてはいけない
というルールがあります。
完全な丸投げや、代行申請も禁止されています。
でも、実際、事業者が一人で申請するのも難しいです。
なので、専門家にサポートしてもらうのがオススメではあります。
しかし、残念ながら、ルールを守らず、
申請者のためになる補助金活用の提案もせず、
自分の利益だけを考えている悪徳業者が少なくありません。
そもそも、補助金の大まかな流れとしては
申請 → 審査 → 採択(合格) → 実施 → 完了報告 → 審査 → 着金
となっています。
なので、「採択」してからスタートなんですが、
「採択」しても「着金」までいかなかった
という事例が実は多くあるんです…。
たとえば、
☑︎採択された後、サポート料だけ支払わせて連絡が来なくなった
☑︎計画通りの実施をせず2回目の審査で認められなかった
☑︎報告申請のサポートをせず期限に間に合わなかった など
↓
「着金」までサポートされず、
「補助金をもらえず100万円以上損をした」
こういった怒りの声を、あらゆるところで聞いてきました。
ありえないですよね。
こうならないためには、事前に
◾️いつまでに何をすべきか
◾️どこからどこまでをサポートしてもらえるのか?
を確認しておくことが重要です。
サポートしてもらう業者の選定で失敗しないように
注意が必要です!!
4、さいごに
ここまでで、個人起業家のための補助金活用について
お伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
少しでも参考になれば幸いです!
ちなみに、全ての情報は、
公式サイトからの発表に沿ってまとめていますが、
持続化補助金もIT補助金も、まだ公募開始はされていません。
なので、詳細は未確定な状態です。
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フォローして続けて見ていただけると嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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