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5月某日 なんとかなるんじゃないか

お叱りを受けるかも知れない話。1ヶ月ほど前に子どもが捻挫をした。学校の先生から近所のおじちゃん、おばちゃんにまでご心配をおかけしたのだけど、先ごろ完治した。病院への送迎、習い事への連絡などに追われながら、ふと保険を思い出した。掛金は少ないながらケガ保険に加入していたのであった。申請して書類が届き、送り直して数日後、お見舞金が指定口座に振り込まれていた。数万円。降って湧いたようなお金です。喜んでいいか少しためらったのだけれど、ほら、このご時世でしょ、大変ありがたく頂戴しました。まるで子どものケガを歓迎しているようだ、とある方向の方々は目くじらを立てるかも知れないけど、やはりありがたい。昔、笑っていいともを見ていたら室井滋さんが出てらした。なかなか売れなかった時代、もう今日なんとかしないとどうしようもない時があり、ダメ元で銀行に行ってみたらなぜか数百万円が振り込まれていて、命を繋いだと。そのお金は誤って振り込まれたものだと後日判明したのだけど、お陰で当時の困難は乗り越えることができたらしい。世の中ってなんとかなるもんですねぇ、と言ったのは室井さんだったか、タモリさんだったか、または私の感想だったか。

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