新型コロナウイルス感染症の「患者」数は18日連続で減少(6月4日)
新型コロナウイルス感染症の全国の「患者」数は18日連続で減少。
この1週間、平均毎日2107人ずつ減りました。
「患者」の実効再生産数は0.81。13日連続で1.00を下回っています。
新型コロナウイルス感染症ウォッチング443日目。
厚生労働省が公表した6月4日午前0時時点の数値をもとに見ていきます。
陽性者の数から退院した人と死亡した人を除いて求められる
4日時点の「患者」数は、前日から1632人減って4万6691人。
5月17日に過去最多の7万6490人となってから減少に転じ、
「患者」数はこの18日間で約3万人少なくなりました。
1週間のPCR検査陽性者数の合計は5/19〜5/25は3万4087人と
感染拡大の第4波で初めて前週から約7900人の減少に転じ、
5/26〜6/1は2万4801人とさらに約9200人の減少となり、
感染拡大は峠を越えたといえます。
変異株の感染が拡大しても、
最も効果的な感染予防策は「マスクと手洗い・うがい」です。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の効果がはっきりと表れている現在。
日常生活を通常に戻して経済活動を全面的に再開する道筋を
示すことが政治に求められています。
それには、第3波、第4波を超える感染拡大に十分に対応できる医療提供体制を
整備することが最大の課題です。
政府、国会、日本医師会などには、実効性のある迅速な対応が求められています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?