TODOアプリを作りたい(1)
経緯
自分に合ったTODOアプリが欲しい→しかし世の中のTODOアプリは多すぎて探すのが難しい→ならば作るしかない
どんなTODOアプリを作るか
TODOアプリの目的は、ユーザーに掛かる行動管理の負担を減らすことである。何をすればよいのかを外部に書き出しておくことで、ユーザーは自分のタスクの本質的な部分に集中することができるようになるのだ。
さて、上記の議論から考えると、究極のTODOアプリとは次のようなものになるはずだ。
それさえ見れば自分の行動がすべて決定されるアプリ
こういうものがあれば、登録内容を追加・整理するとき以外は自分で「何をするか」を一切考えることがなくなるのである。適切に管理されていれば、「次は何をするか」「やり忘れはないか」について悩むことが一切なくなる。すばらしい!
これを満たそうとすると、自動的にこのアプリはTODOリストだけでなくスケジュール帳やリマインダー、果ては欲しいものリストすら兼ねることになる。もともといろんなアプリを使い分けるのが苦手だったので、自分にとってはこれも重要なポイントだ。
おおざっぱな要件を考えてみる
厳密な要件定義の前に、なんとなくの機能イメージを考えてみる。こういうことができたらいいな、という夢想である。技術的難易度などについては後回しで考える。たとえば、以下のようなタスクを登録することを考えた。
登録するタスクの例
・毎日必ず行うもの。
→食事、風呂、歯磨きなど。
・ある程度後回しにできるが、定期的に行う必要があるもの。
→掃除、洗濯、ごみ捨てなど。
・毎日、いくつかの選択肢の中からひとつ選んでやりたいもの。
→トレーニング、勉強など。
・暇なときにやろうと思っていること。
→調べものや友人への連絡など。
・ある程度の時間経過後にやりたいもの。
→朝の持ち物
ここから考えると、次のような要件が考えられそうだ。
・頻度を設定できる。
・実現度(実際に行うかどうか)を設定できる。
・後回しにすることができる。
→後回しが可能かどうかのパラメータも持つことになる。
・グループ化できる。
→「朝行うことセット」みたいにまとめて表示できるように
・時間帯をセットできる。
→朝やるもの、夜やるものなど
・依存関係を判別してくれる。
→トレーニングしたあとに風呂、など
今回はここまで。次回以降は詳細な要件や必要になりそうな技術などを考えていく。
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