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旅の記録 フランスの北部の街 ルーアンに滞在する
ロンドンから電車で数時間、パリへ出る。パリのユースホステルに滞在しようとしたが、治安が気になるということで、さらに電車で移動してルーアンという街のユースホステルに宿泊することにした。
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ロンドンでは英語でやりとりできたが、フランスに入ると英語はほぼ通じず、表示もフランス語なので一気に難易度が上がった。国境を越えるとSIMカードの設定を変えなければならず、しばらく電波が繋がらなくて苦労した。
駅を出てからユースホステルまでの道が分からず、フランス語も話せないので、おろおろしていると、近くから同じように大きなスーツケースを引いている、同じ年頃くらいの女の子ご話しかけてくれた。電車の中にいた時から私に気がついていたようだ。
英語が通じたので話してみると、ブラジルからこのルーアンにフランス語を学ぶために留学にきたとのことだった。まだ時間があるから、と言って、英語でフランス語の通訳をしてくれて、一緒に行き方を探してくれた。こういう一期一会の出会いも楽しいものだ。親切なその子のおかげで無事辿り着けた。
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街中を歩いているとアフリカ系のフランス人が多いことに気がついた。バスに乗ると、ほとんどがアフリカ系の人だった。フランスのバスは日本のバスが2台つながっているほどの、とても長いタイプだった。バス停で切符を買わなければいけない仕組みがわからず、いざバスに乗ろうとすると、手こずってしまった。でもフランス語での会話ができないために、運転手さんに諦められて、無賃乗車となってしまった。
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ルーアンはジャンヌダルクで有名な街らしい。歩いていると大きな教会があり、中に入ることができた。
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ちょうど音楽を演奏していて、広い空間に反響する音楽を聴きながら、ステンドグラスを眺めていた。
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ユースホステルに到着したものの、チェックイン時間までは数時間あり、その時間にならないと中へ入ることも出来なかった。そのため、近くにある有名なものを調べて、石畳の道をスーツケースを転がしながらひたすら歩き、観光に出かけた。
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有名な場所を目指していると、大きなカテドラルが目の前に現れた。広場みたいなところからじっくり建物を見てみる。細部まで複雑に彫刻が施されていた。
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ルーアンに何泊かして、毎日電車でパリへ出かけて観光をすることにした。