クリエイティブクラスって何よ
皆さん、日頃クリエイティブに生きていますか?
「クリエイティブクラスとは?」
クリエイティブ・クラスとは経済学者・社会科学者であるリチャード・フロリダ (トロント大学 Rotman School of ManagementのMartin Prosperity Institute 所長) によってアメリカの脱工業化した都市における経済成長の鍵となる推進力と認識された社会経済学上の階級である。(出典:ウィキペディア)
だそうです。
つまり、工場や会社員など現場で働く人達を「ブルーカラー」、その人達の上に立つ部長や課長などの上司を「ホワイトカラー」、そしてその上に君臨する自由人が「クリエイティブクラス」ということです。
「つまりどういう人?」
一言で言ってしまうと、「社会の仕組みに屈せず、自分の好きなことや好きなものを通して、自らで創造していっている人」と、なります。
この事を小学生の夏休みで例えるとわかりやすいです。
ブルーカラーやホワイトカラーっぽい子供達は、夏休みの約束としてこう言いました。
「夏休み、モンストしまくろうぜえ!」
これは好きなこと(ゲーム)ではありますが、人の作ったものを何も創造せず、ただ消費しています。
一方、クリエイティブクラスっぽい子供達は、こう言いました。
「今年の夏休みはモンスト越えのゲームを作ろう!」
この子達は好きなこと(ゲーム)を通して、モチベーション高く、創造心豊かです。
この子供達をそのまま大きくした感じで、想像してみてください。
「子供達」を「社会人」に、例えば「ゲーム」を「音楽」に変えて、バンド活動が趣味の社会人の人達に例えてみます。
するとブルーカラーやホワイトカラーの人は
「今週の日曜スタジオ借りて、B'zの曲練習しない?」
「いいね!じゃあスタジオの予約取っとくよ!」
みたいな感じになるでしょう。
一方のクリエイティブクラスの人は
「作曲した曲があるんだけど、一緒にバンド組んでみない?」
「いいね!面白そう!あ、そういえば、この間の集まりでフェス開催することにしたんだけど出ようよ!」
みたいな感じになります。
「クリエイティブクラスの特徴は?」
上の例が全てなのですが、
ブルーカラーやホワイトカラーの人達にとっては「仕事」ありきの「(息抜きとしての)趣味や好きなこと」であるのに対して、
クリエイティブクラスの人達は「趣味や好きなこと」があっての「仕事」であるのです。
これは大きなことです。
ブルーカラーやホワイトカラー、クリエイティブクラスに関係なく、人間は好きなことをしてる時が一番生き生きしていて、その効率も質も一番いいので、
好きなことを「仕事」にしているクリエイティブクラスは『最強』です。
「クリエイティブクラスになるには?」
それは上を読めばわかるように、
『好きなことを続ける』ことです。
例えば、野球やサッカーが好きなら続ければ良いですし、本が好きなら読み続ければ良いです。
もっと抽象的な、人前で話すのが好き、という人なら対人スキルを極めていけば良いわけです。
恐らく、そこで出てくる最大の敵は『身内』でしょう。
その人は心配して、やれ「野球してたってプロになれるわけないんだから、辞めて勉強しなさい!」だの言っているのだと思いますが、
別に、「野球をしてて必ずプロにならなければいけない」という決まりは無いわけで、
もしかしたら、野球実況からアイデアを得て、新しいサブスクリプション型のライブ動画アプリを作ろうと思うかもしれないし、
野球の応援歌を聞いて、大勢の人に受け入れやすいキャッチーな曲のフレーズが思いつくかもしれません。
誰も未来が完璧にわかる人なんていないので、好きなことを続けていけばいいと思います。