いとおしくて

心が渇いていたんだ きっと
世の中に背を向けてすねた目をしてた
でもきみが僕の目をのぞきこんだときから
もう君なしじゃいられなくなってた
血が沸き返るような気持ち
指先の一つ一つにも心がこもる
15歳の処女のような切ない気分
別離(やめ)るといわれたなら
その場で咽を掻き切って死んでしまうだろう
もう離れられない

※  何も興味が湧かないドライなハートを
  きみの唇が潤してくれた
  髪が 首すじが 背中が
  いとおしくて 殺したいくらい
  いとおしくて 死にたいくらい

心変わりなんてきっと嘘
つれない 隠しているのは何 帰ろうよ
違うところに帰ってゆくきみ
もう熱い眼差しがとどかなくなってた
ふたりでいるね君にとっては
僕以外の誰かの胸にと Ah...
嫉妬と悔しさの入り交じり気分
苗字で呼ばれたなら
君の首を締めて殺してしまうだろう
もう生きて行けない

  何も感動できないチープなオトコに
  きみの瞳はかけがえのなかった
  指が その声が ホクロが
  いとおしくて 気が遠くなりそう
  いとおしい 気が‥遠くなりそう

※Repeat

1991,09,12 22:07

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