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【シティリーグS4(新宿A)優勝】ビリビリパルスワン

〈まえがき〉

どうもこんにちは、トールです。
この度なんと、

シティリーグに優勝しました!!!

うっひょ〜!嬉しさの余り卓上のダメカンを全て払い落としそうな勢いですが、備忘録として、そしてCL福岡に出場する方への助けになればという思いもありブログを書いた次第です。
構築の話と、デッキ選択経緯の話を書きましたのでどうぞお付き合いくださいませ。
※略称などは察して読んでいただけると幸いです。

〈デッキ選択経緯について〉

クワガノンの台頭により環境がめちゃくちゃになりましたが、トップカットに残るデッキはある程度決まっていたので、2週間前辺りにそれが自分のシティ当日にどうなるか予想ていて、1週間前にはデッキを決めていました。実際にどこを重点的に見たのか、説明していきます。

まず、環境に並みいるデッキタイプを大きく分けてみました。

①ミュウ
②白馬スイクンなど水
③三神(ファイヤー)
④メルカリ、ジュラルドンなど鋼
⑤クワガノン
⑥小物ポケモン
⑦それ以外

結構多いですね。さらに言うと、フュージョンアーツから単純なデッキパワーの高いミュウをメタの中心として、CLで出てきたクワガノンの脅威に屈しないデッキが残っていると認識しています。

要するにミュウにパワー負けしないで、クワガノンが無理ではないデッキがあればシティで4-1の成績を残すことは難しくないのではないかと考えました。そんなデッキが三神ファイヤーとか、メルカリ、ジュラルドン、非Vのポケモンなのでしょう。

その中で私が目をつけたのがクワガノンVやフリージオなどのグッズロックです。ミュウはゲノセクトを前に縛られた状態だと、基本的に逃がすことができなかったり、またインテレオンラインで展開するデッキにとってクワガノンは非常に重たいです。

結局最終的にデッキの選択肢として残ったデッキは、こくばとパルスワンとカイオーガ(25th)でした。(これはマジです)


カイオーガは発売日翌日で意表がつける点がありましたが、流石に安定感やプレイの柔軟性に欠け、没となりました。
パルスワンで厳しい連撃ウーラオスは、あまり環境に多くないと読んで(シティ予選のスイスなら1回踏んでもいいし)切りました。


〈デッキ構築・カード解説〉

以下の記事を見て、自分なりに組んでみました。
採用カードや回し方に関して、私視点からもコメントしていきます。

ワンちゃんでシティリーグ優勝しました!〜パルスワンVmax/モココ〜
https://note.com/haclury/n/na9595777c735

↓自分のデッキ(デッキ名:ビリビリ)

・パルスワンV、パルスワンVMAX
デッキのメイン軸①
当然ながらVはそうでんの方です。ジャンケンに負けても1ターン目から2エネ加速できます。HP200というのは打たれ弱く、ミュウVmaxなどから先攻2ターン目に飛んでくるものは大体受けきれません。が、倒されても送電はした方がいいです。
VMAXは2枚です。Vでも殴れて、2-2-1-3(2)とサイド進行ができるので2体立てることが必須ではないと感じたからです。結果から言うと3枚でよかったです。(理由は後述)

・クワガノンV
デッキのメイン軸②
パラライズボルトのグッズロックに超電磁砲の190打点と隙がありません。システムポケモンなどを前に縛ってグッズロックし、逃げられそうになったりこちらの準備ができたタイミングでサイドを先に取ることができるのがいいです。グッズロックにありがちな決定力不足がないので、ゲームの主導権を握り続けることができます。取られるサイドも2枚で強い。
特にメッソンを並べるデッキに滅法強く、ジメレオンは積極的に取りに行きたいです。
メインのアタッカーでクワガノンや連ラなどロックしたい対面やメッソンで動かす相手には2体、その他は1枚出すかそもそも出さないのが基本です。パワーの高いポケモンですが、出さないでモココをもう1ライン立てた方が強いと感じる時もあるからです。
逃げエネが3なので、出さないで良ければ出さないため2枚。

・デデンネGX
まず言っておくと、れっきとしたアタッカーです。ビリリターンGXはメッソンジメレオン相手には当然言いますし、自分のやりたいことができない時に1ターン貰ったり、序盤のVMAX相手に対しての打点調整など様々な役割を持てます。ビリリターンを打とうとする必要はなくて、ビリリターンを打たないと厳しい時にしか技は言いません。
ドローソースとしても当然優秀で、引きたいカードがあるならかなり雑に使ってしまって大丈夫です。

・メリープ、モココ
余談ですがモココはCHR?が来るようで、今からとても楽しみです。
基本は2面用意し、余裕があれば3面を目指します。4ライン目は切る事が殆どでした。先行1ターン目は前にいて全然OKです。後攻1ターン目は前にいてはいけません。サイド2枚よりもメリープの価値が高いです。5枚まではくれてやりましょう。

・ミュウ
クワガノン相手にこれがいるかどうかで天国か地獄かが決まります。サイド落ちしても拾えば何とかなります。

サンダー(S4)
以下の画像は最後にリストを確定する際にサンダーを入れることになった経緯です。(ちなみにヤシの木はなべちよ(今回シティベスト4)、電球はpurin(今回シティ準優勝))

結局その2枠はサンダーとマリィになったわけですが…(そもそもこの2人はパルスワンを回してないので聞くなという話ですが)

まっっっっっっっっったく使いませんでした。

エネルギーを切るのが弱いです。
せめてパルスワンVMAXとかにした方が強いと思います。おすすめはタフネスマント。

・ボール系
クイックボール4、ポケモン通信4、レベルボール2、しんかのおこう1です。
先行1ターン目にやりたい動きが、
①メリープを出す
②エネルギーをパルスワンに貼る
の2つなので、それを円滑に進められるようにクイックボールは4枚。博士の研究でズバズバとリソースを切るデッキなので、ポケモン通信も4枚。レベルボールは3枚あっても余り気味。しんかのおこうはお守り程度です。ボールに12枚も割いているので、最低限ポケモンは並びます。

・ポケモンいれかえ、ふうせん
合計4枚の採用。死に出しのふうせんが強く、ポケモンいれかえは1ターン目2ターン目以外はあまり使いませんでした。
序盤に使いたいので、これ以上は削れないかなと思います。

・博士の研究
言ってしまうとこのデッキは山を掘った方が強い場面が殆どなのでリソースを切っていいか迷った時はどんどん使いましょう。というかどんどん引かないと勝てないです。
ミュウみたいなデッキはボスを拾いに行くデッキですが、このデッキはボスを拾わなくても勝てる(VMAXを押し切れる)というのが強みなので、掘った方が強いわけですね。

・マリィ
SRのマリィを持っているととりあえずマリィが入るリストを探してしまうものです。
というのはともかく、グッズロックとのシナジーが強いので採用。古来より伝わる「Nブルパン」と言われるヤツです。ドローが止まるとキツイので、ドローサポートとしての意味合いも兼ねて4枚採用しています。
ヒガナの決意でもいいと思われそうですが、前述のグッズロックとの相性の良さ、切りたくないカードを切らなくていい利点などでマリィに軍配が上がりそうです。正直試してないので使ってみたらいいと思います。

・ボスの司令
4枚あると楽に回せると思います。3枚である理由はあまりないです(汗)1回か2回言えればいいです。書いた後に思い出しましたが、クワガノン相手には3回言うと勝てます。
博士の研究でも触れましたが、ボスの司令をガンガン打つ構築ではないのでまあ3枚くらい?という状態です。
ふわふわした解説ですみません。

・トキワの森
正直これ一択です。相手よりデッキを回せばいいデッキなので、使われるデメリットは気にしていません。
手札と山札にエネルギーがあるならとりあえず使いましょう。先攻1ターン目だけは様子見で待ってもいいです。あと雪道で相手が自爆した時とか。

・スピード雷エネルギー
無条件のドローは最強です。が、基本エネと違い、倒された時に再利用できないことが問題で、あまり一体に集中してつけない方がいいです。
手札にあるならとりあえず貼りましょう。博士の研究をすぐ後に打つような局面でも貼っていいです。

・基本雷エネルギー
10枚。これ以上削るとVMAXが取れなくなります。増やしても事故率が上がり、嫌です。
基本はガンガン切りますが、手張りは忘れないように。ドローの際にスピード雷エネルギーを貼るために欲張ってもいいですが、そこは自己責任で。手張りはしないとダメージがシビアです。

《以下、不採用カード》
・タフネスマント
練習時にはサンダーの代わりに入っていました。絶対に入れましょう

・〇〇のn枚目(nは3以上の自然数)
理由はそれぞれの項で触れています。

〈総括〉

既に書く力が尽きているので簡単にさせてください。
このデッキはやることが単純なので、初心者向けだと思います。1人回しをしてダメージ感を理解すればとりあえず戦えます。デッキ選択の際に、他の人と比べて自分の練度が低いと感じていたというのもパルスワンを採用した理由です。
環境の予想と、デッキパワー、当日の雰囲気(相手がかなり緊張していた)ことが、優勝に繋がったと思います。

最後になりましたが、当日運営をしてくださった方、ジャッジの方、対戦相手の方、また休憩時間にサインやら写真やら快くしてくださったサントスさん、事前に練習会をしてくれた旧負けでいいです練習会のみんな、直前にオンラインで練習に付き合ってくれたクリス、隣で騒いでたpurin、そしてこの記事をここまで見てくださった皆様にお礼を申し上げまして終わりとさせていただきます。ありがとうございました!

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