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読書ノート②予測市場その2
読書ノート①予測市場の続き
第二章 予測市場とは何か
第五章 市場はどのように可能性を予測しているのか
(1)キーワード
特に引っかかったワードなし
(2)サマリ
情報を持つ人ほど多額の投資を行うので価格は集合知として適正なところに落ち着く。なので集団に素人が混じってても大丈夫。むしろ情報を持つ人にとっては大儲けのチャンスであり、彼らが集まってくるのでむしろ大歓迎。
市場原理から離れて考える。素人予想は専門家予想に比べて上下幅が大きいが、平均とれば相殺される。結局、専門家予想が残る。最初から専門家予想を参考にすればいいのだけど、自称専門家の中から真の専門家を探すのは難しいし、少数の専門家に頼るとバイアスが発生する。
予測市場が成功する条件は
・参加者の経歴や問題解決アプローチに多様性があること
・投資家が不当な影響や強制を受けることなく独立して意思決定を行うこと
・集団の情報を集約する何らかの方法があること
・人々が真剣に参加できるようなインセンティブがあること
(3)感想
予測結果は市場価格として妥当なところに落ち着くということだけど、市場価格ではなく、各投資家の投資行動をInputにしてこの問題に対する真の専門家は誰かを機械学習で予測させるとさらに精度がよくなるのでは?と妄想。