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米国20年債

ちょっと前までTMF(米国債20年超の3倍レバレッジETF)の含み益が20%ぐらいあってウハウハだったわけですが、ここにきて急落。首の皮一枚まで来ました。

ということで気休め展望と行きます。

1.テクニカル観点で

週末、米国20年債の利回りが4%超えて絶望してましたが、、、

  • 図1を見ると、4.033%がフィボナッチの節目

  • 図2を見ると、4.053%がフィボナッチの節目

まだ、防衛ラインは残ってます!

じゃあこのとき、TMFはいくらになるのでしょうか。概算で。

  1.  4.007%→4.053%=0.046%の上昇

  2.  TMFのレバ無であるTLTのデュレーションが17.62倍なので
     TLT基準で0.8%の下落。いま$102.16なので、
     $102.16*(1-0.8%) = $101.34まで下がる

  3.  TMFはTLTの3倍連動なので、変動幅は0.8%*3=2.4%
     いまTMFは$8.27なので、$8.27 * (1-2.4%)=$8.07まで下がる

3倍レバは一日3倍なので、単純計算通りにいかないかと思いますが、目安として$8は切らない見込み。

いま私の平均取得単価は$8.01なので、きっと助かる!!

2.ファンダメンタル観点で

インフレは収まりつつある。前月比で0.2%とかなので1年経てば2.4%ぐらいにはなる計算。これが継続すると仮定すれば20年超の金利があがるのはおかしい。20年超4%の債券なんておいしすぎる。

ということで、我慢していれば金利は下がる=債券は上がる!

3.図

図1:米国20年債利回り、ここ2か月ぐらいのデータで引いたフィボナッチ
図2:米国20年債利回り、昨年末からのデータで引いたフィボナッチ


以上

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