試合振り返り(奥むさし駅伝)
2025/01/26(日)に奥むさし駅伝に参加しました!埼玉県の飯能・日高で行われる大会で、高校時代からもう7回目くらいの出場ですね🏃
距離は最長区間でも10kmですが、山に近く高低差が大きいコースが特徴のレースです。高校や大学は結構強いところも出ます。
それでは振り返り行ってみましょう!
目次から気になるところだけでも読んでください🙇↓
□まずは結果
6区(9.4km)30分41秒(ave 3'16"/km)
区間31位/117チーム(一般の部)
平均心拍数176bpm
速い高校生もいっぱい出てるので、全体ではもっと順位悪いです笑😭
□長期目標のおさらい
現在の大目標は「3月のフルマラソンで2時間半を切る(サブ2.5を出す)こと」です。この駅伝の後は2月に1本だけハーフマラソンに出て、3月に向けて調子を上げていきます!
□本試合の狙い
ということで、この駅伝の狙いは以下のように設定します!
下り基調のコースに、改造中の新フォームを上手くフィットさせる。
使い始めたばかりのカーフスリーブを初めて試合で使い、感覚を確かめる。
ベースは3'15"/kmに設定。坂ばかりのコースだから、安定させることにこだわりすぎない。ぶれてもいいから3'25"/kmは割らないようにする。
□レース本番
■前半(1〜4km)
まずは前半4kmまで。タスキを受け取った時点で5人くらいの集団の中にいたので、とりあえず抜け出して前を追うことにしました。
ウォーミングアップが始まった時は体が重くて「きょうハマってない感じするなぁ。これで坂の多いレースだと大崩れする可能性もあるなぁ😢」と感じていました。
でも、ドリルやってるうちに「まあ普通かな」と感じるくらいまで状態が戻りました。下り坂とはいえ、ちゃんとそれを活かして速く入れたのは評価に値します。中学から陸上をやってますが、実はちゃんとランニングドリルをやり始めたのは大学3年くらいなんですよね。やるようになってよかったです!
■中盤(5〜7km)
続いて中盤5〜7km。下り基調の6区でしたが、ここだけ上り坂が長めに続くのは事前に把握してました。
よって、6kmのラップが落ちてるのは想定内だし、落ち幅もギリギリ許容範囲です。1番キツイ箇所でしたが、フォームの中でも膝を落とさないことを特に意識して、焦らず走れました👍
問題は7kmです。ここはほとんど平坦だったんですが、1番ペースが落ちた場所になっちゃいました😭自分の感覚としてもここの走りが1番悪かったです。
上り坂を終えて少し集中が切れたことが原因じゃないかと思います。ここまでは上りの後は大体セットで下りが待っていたので、スムーズに進んできました。しかし、ここは上ったらそのまま平坦で休憩が出来なかった印象です。平坦なのに腰のひねりでようやく脚を出している感覚で、それに伴い上半身もかなりブレました。
これが今回のコース図で、Garminが速度を分かりやすく表示してくれてます。赤丸で囲った2カ所が紺色に表記されて遅かったエリアです。
位置的にも、1つ目が上り坂の真っ最中、2つ目が上り切った後の減速を表してると見て間違いないでしょう。次の下り坂に入ってようやく持ち直した感じですね。
■後半(8km〜ゴール)
最後に8km以降です。一度落ちたペースを立て直してラストスパートに繋げたのは、良かったと思います。ここのパートでは、前のチームが誰もいなくてずっと単独走でしたが、集中してキリッと上げる事が出来ました😁
GPSウォッチでもかなり誤差が出ることはあるので、上手くいっても「本当にこのタイムか?」と疑う時がありますが、今回は自分としてもしっかり上がってたと感じます!
特に最後の平坦に入ってからも、ストライドを大きく維持できたのが評価ポイントです。上半身を反らさず肘を引くことを特に意識しました。実際には3'00"/km前後だったのでそこまで露骨にペースが上がったわけではないんですが、走っている最中は800mの時と似たようなフォームだったと感じました🤔
ただ、レース自体は良かったですが、ミスもありました。前日にコース図を見てGoogle Earthで実際のコースの確認をしたんですが、完全に見間違えてました笑。
ラスト1km前後の所にもう1つ山があると思って備えてたんですが、実際には無かったです。もちろんラッキーとして捉えることもできます。しかし、この誤解によりラストスパートのための力が余計に残ってしまった、と捉える方が正しい反省の仕方でしょう。
今回はチーム・個人ともに順位の目標を立てていなかったため、大したミスにはなりませんでした。ただ、出力の配分を間違えば戦略も変わってくるので、次回からはもっとコース確認を真剣にやります!
□使用デバイス
シューズ→NIKE Airzoom Alphafly Next% 3 EK
カーフスリーブ→Zamst
先述したように、試合では初めてカーフフリーブをつけて走りました!結論としては試合中はあまり気になりませんでした。これが、着け心地が良かったという良い点なのか、効果を特に感じなかったという悪い点なのかは、自分でも分からないです笑😅。
練習でも少し気になってたんですが、上縁が落ちてくる感覚はありました。でも、ゴール直後に目視で確認すると、たるんだり位置の変化はありませんでした。
(ウォッチやソックスはいつもと同じなので省略します)
□まとめ
全体としては割と良かったレースに入ると思います。前の人を追っている時間が長かったのも、集中力が続いた要因ですね。
大目標のフルマラソンに向けても上手く繋がっている気がします。2週間前にセカンドベストでハーフを走っていますが、特に疲労も残っていませんでした。
この試合の目標に照らし合わせると、ペースはギリ不合格です。7kmで3'36"/kmを出したのは痛いミスですね。今後は、上り坂を終えてもしばらくはむしろペースアップするくらいの気合で集中しないと、今回のようなことが起きると肝に銘じます。
逆に、フォームに関してはかなり良かったです!フォーム改造に伴い、上り坂の苦手意識が減ったのは良かったんですが、下り坂は以前の方がむしろスピードに乗ってたなあ、とハマらない感覚がありました。今回は上手くいけたと思います!👌
ただ、これまでと比べて何が良かったのか分からないので、まだ再現性に欠ける段階ですね。より具体的に言語化していけるよう、向き合っていきたいです。
□次のレースについて
次はまた2週間後にハーフマラソンに出場する予定です!以前にも出たことあるレースですが、河川敷の上を長いこと走るので風次第で記録はだいぶ変わると思います。
ただ、あくまでも大目標は3月のフルマラソンなので、記録にこだわらず、フル後半をイメージした21kmと設定。3'28~30”/kmで15kmまで押し、そこから徐々にビルドアップして3'20"/kmまで上げる目標で行きます!
□次のレースまでの練習設定
そのハーフマラソンに向けた調整は無し。
引き続きフルマラソンを目標にして、トラック練習ではイーブンペースよりうっすら速い3'28~30"/kmを体に叩き込みながら、行けるところまで距離を伸ばす。とはいえ最大でも16kmくらい。
逆にロード練習ではペースを気にせず、LSDを2時間半に伸ばす。これは最近知った「30kmの壁」の原因として有力な「中枢神経調節モデル説」に対する対策。
今回の振り返りは以上です!