フォトグラファーが信頼される為に初対面の撮影で準備すること
前提とゴール
前提:
初対面でのポートレート撮影(屋外)で準備した方がいい事を経験と知り合いの素敵なフォトグラファーの例を元にしたお話。
自身の撮りたい作品イメージ、コンセプトがある事
当日の話は少なめ。記念写真系の話ではない。
撮影はモデルさんと2人の場合。
↓
ゴール :
撮影がスムーズに進み、撮影イメージに沿った最低限の撮れ高を確保でき気持ちよく撮影を進めることができる。
0、何故準備が必要なのか?
経験値から言えることですが 写真の場合撮影前で当日何とかなることの
比率としては8:2か9:1くらいです。
当日閃いて実現できることはほとんどないと思っていた方が良いです。
理想としては 「遠足のしおり」の状態になっていればよい。
1、事前にやるべき「こと」
●モデルさんへの事前確認
・撮影におけるNG事項は何か。
可能な範囲で事前確認しておきましょう。細かければ細かいほどよいです。本人的にはOKでも、事務所や撮影会など的にNGなこともあります。
・撮影画像の使用用途の共有と確認(SNS、WEB、展示、ブック、販売系)
最低限どんな媒体でどういう風に画像を使うのかの確認を。
●過去の作品例の提示
自己紹介を含めて過去の作例は提示しましょう。
SNSでも、ポートフォリオサイトでも大丈夫です。
どうしても、作例がない場合は 理想のイメージやアイデアを提示するなど可能な範囲で前向きな姿勢を見せましょう。
●作品イメージ、コンセプトの事前共有
・撮影イメージとコンセプト
作品のイメージとコンセプトを共有しましょう。
共通言語は「画像(絵コンテ含む)」か「数字」を使うことです。
言葉で「あお」といっても色んなあおがあるし、スカートといっても色んな種類のスカートがあります。
言葉は正確なようで不正確、人によって認識が違います。
視覚化して伝えることが大切です。
・誰が何を持ってくるかの確認
イメージや絵コンテが出たらそこに必要なものがリスト化されるます。
担当者まで決めておきましょう。
・最低限必要なカットを決めておく
意外とこれをやっておくと当日楽だと多います。
7〜8割は なんとなくイメージしていたものを撮る、
2〜3割は当日の直感で撮るとその日にしか撮れないものも撮れつつ
自分の定番カットを抑えれて作品としてバランスが良くなります。
●当日の大まかな流れと移動先を時間軸で説明しておく
終わりの見えない撮影は「ただの地獄」です。
何時に始まって何時に終わる予定でいるのか。移動時間はどれくらいなのか。事前に説明しておきましょう。最低限ルートの確認と集合時点、大まかな解散地点を伝えておく。メイクが直される場所やお手洗いの位置の確認しておくと当日はスムーズに進みます。路面の状態と当日の靴についても確認しておいて、撮影用の靴が歩きにくい場合は別途移動用の靴を持参してもらいましょう。
●機材の確認
イメージの写真を撮るにはどんな道具がいるか事前に確認しておきましょう。細かいものほど念入りに。SDや電池などバックアップも忘れずに「2は1」「1は0」と思った方がいいです。
2、事前に準備した方がいい「もの」
必須
●ウェットテッシュ
汚れを落とす、ひっつき虫など取る
●虫除けスプレー
夏は必須です。特に、蚊対策を
肌が弱い人はアロマなど天然由来のものを使うとよいです。
●ホッカイロ
冬は必須です。
仙骨の上に貼るのが一番効果があります。
●絆創膏
靴づれや万が一の怪我の為です。
●レジャーシート
荷物置き場や疲れたら休憩用にも。
●タオル
1つあると重宝します。クッションの代わりにも。
あった方がいいもの
●エコバック
着なくなった衣装や小物入れ用防水だとそのまま地面におけたり。
●安全ピン
衣装を留めたりするのに役に立ちます。
●ストロー(曲がるやつ)
休憩の時にリップを崩さずに給水できます。
●折り畳み傘
日傘兼用だと尚良い
●お尻サイズのミニクッション
撮影で座らなきゃ行けない時のクッション タオルで代用可
●ハサミ
糸くず切ったりとか。
3、進行で意識した方がいいこと
・関係者全員が気持ちよく進めれる環境を作ること、不安要素は先回りして払拭しておきましょう。
・オンラインでのやり取りは対面でのやり取りよりも30%増で丁寧に行いましょう。
・あなたの当たり前が 相手にとっての当たり前ではない。
撮影でこれは当たり前だろうとされていることもあなたの中だけでの常識なので気になることは1から説明しておきましょう。
・好感度は、接触頻度の2乗比例です。
こまめに連絡出来る方が同じ内容の場合は好感度が高いです。(あくまで理論値)
4、それでも問題は起こる
残念なことに?それでも問題は起こります。
・急にゲリラ豪雨
・前のロケ地に忘れ物した
・撮影の時に変な人が絡んでくる
・機材トラブル などなど
いずれにしても最終的には
起こることを込みで撮影を楽しむ精神が大切です。
ストアカでセミナーしてます。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
世界観のある撮影・レタッチの仕方
https://www.street-academy.com/steachers/42010?conversion_name=direct_message&tracking_code=82f8e90b58fe9bb6e6a6120255ed1b22
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ツイッターはこちら
https://twitter.com/tomonistaphoto
インスタはこちら
https://www.instagram.com/tomonista/
ポートフォリオサイト(写真と動画も)
https://thomyoshida.com/
オンライン個展開催中
https://coten.pics/tomonista
サポートお願いします。 頂いたものは活動費・資料費として使わせて頂きます。