光が読めない人ほどモノクロで撮れ(モノクロのススメ)
前提とゴール
↓
前提知識
・目の構造
まず、現状を把握するのは人間場合は「眼」です。
目の構造についてみていきましょう。
このように目の細胞には色を認識する細胞と
明暗を認識する細胞があり、明暗を認識する細胞の方が圧倒的に多いです。
つまり、人間の目は明暗に対しての方が敏感ということになります。
想像して欲しいのですが、夜、遠くの街の光は見えるけど手元の色は見えなずらいということがよくあると思います。
さらに、色情報をなくすことでより質感など詳細な情報を確認しやすくするなります。
・目の特性
写真においては人が写っている場合は目か顔を見る傾向があります。
それらがない場合は一番明るいところを見ます。
人が写っていない場合は特に一番明るいところが重要です。
さらにグラデーションがある場合はその筋を追う傾向があります。
なので人が写っている場合、その人を強調させたければ
一番明るいところに人を配置するが基本となります。
・光の3要素(硬さ、方向、陰影)
写真で重要な「光」については3つの要素があります。
これらを撮るときに把握していると写真の洗練度が上がります。
モノクロで撮るメリットとは・・・?
・光がシンプルにわかりやすい
モノクロ=色がない ということです。
シンプルに 一番明るいところ=真っ白 一番暗いところ=真っ黒
ということです。
先ほども言ったのですが人間は明暗に対する情報についての方が目が有効的に使えます。
・小さな明暗の違いに敏感になる
特に撮影の時にコントラストが鍵になります。コントラストが高い状態で撮影すると白飛び、黒つぶれが起きたり、影が顔に入ったりとレタッチに進めにくい撮影データになることが多いです。
以下に、撮影時のデータを扱いやすくするかというのがレタッチする人は重要になります。(※撮影イメージにもよる)
・撮影後に修正が難しいこと
1、光の向き
光の向きはどうにもならないです。順光の写真を逆光に加工することは難易度も作業量も上がります。
2、陰影(コントラスト)を変える
陰影を変えるのも難しいです。特に陰影(コントラスト)を下げるは難しいです。あげるレタッチは比較的すぐですが。。。
おまけの話
撮影の難易度についての表です。
以上になります。
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