【イラン/ヤズド】まるでここは別の惑星
3000年の歴史を誇る紀元前からオアシスとして栄えた
世界遺産にも指定されている歴史都市「ヤズド」は、
イランで一番『うわぁきてよかった!』と思った町でした。
人によって"好きな町"の定義は 色々あると思うのですが、
私はショッピング天国や大都市よりもコンパクトで
古い町並みが楽しめる場所が好きなので
【ただ歩いてるだけで楽しい】歴史ある場所が好み。
例えば日本なら小京都と呼ばれるような
「松本」「倉敷」「 萩」「 尾道」「弘前」 みたいな町が好き
砂漠の町、ヤズドの旧市街は まるで他の惑星。
天然の冷房バードギルがあちこちに。
ここは、炎を信仰するゾロアスター教の聖地。
スターウォーズのタトゥイーンのような世界が広がっています。
入り組んだ路地を地図も見ずに歩いて迷子を楽しんでいると、
すれ違う小さな子供やおばあさんに必ず話しかけられる
あまりの暑さにバテはじめた頃に 絨毯屋さんによると
スイカをだしてくれNHKドラマ「おしん」が大好きなんだと
自分でつくったカーペットを自慢してくれた。すごすぎ。
相変わらずのイランの方々の優しさっぷりに、【ヒッピー(バックパッカー)は優しさの乞食】という深夜特急の一文を、 何度も思い出してました。
ほんと、優しさの乞食です、私。
とにかく町では相変わず すれ違うたびに挨拶をされ、 全身真っ黒のイスラムおばさんも 笑顔で私に会釈をしてくれる。
『イランにいるとイライラする』
『みんな話しかけてきてうざい』
という 感想も旅先の日本人から聞くけれど、
それって住んでいる人達のことを思い、リスペクトする余裕がなく
旅する自分でいっぱいいっぱいになってしまってるんだろうね。
ここ、イランは 国外の情報が閉ざされ、 渡航も制限され、
アメリカの経済制裁を受けている国。
極端な話、私達は江戸時代の町に 旅しにきた外人のようなもの。
人々が旅行者に興味を持つのは 当たり前だと思うし、
『一日に何回質問されるのよ!』って イライラしても、
その人にとっては勇気を振り絞って話しかけた初めての質問かもしれない。
そしてほとんどの人に悪意があるわけではなく、ただ好奇心があるだけ。
もし私が日本にいて 海外から来ている旅行者に話しかけて 冷たくあしらわれたら 悲しい気持ちになることでしょう。
だから出来る限り、 なるべく笑顔で町を歩いて、
目があったら(女性に限るけど) こちらから挨拶するようにしてます。
旅行者はその国にとっての ゲストかもしれないけど、
こちらも常に[お邪魔しています]という姿勢を崩してはいけない。
誰にも話しかけられたくない人は 欧州にいけばいい。
今を生きている人と 触れあい、流れに任せると
驚きの連続となる国。
特に小さな町ヤズドは優しい人と いい感じの宿のおかげで
毎日色んな人の暮らしを覗かせてもらえました。
https://note.com/thomyorko/m/m82e71a0b9299
【ヨーロッパと私の住む日本は、なんでこんな違うの?陸路で進むと東西の文化の境目はどこになの?】とシルクロードを一人で横断したときのブログをNoteに引っ越し中。ぜひスタート地点の中国からどうぞ。
次は今回書くのをとても楽しみにしていたシーラーズでの飲酒体験!!!