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【ウズベキスタン/ブハラ】ナンパについていったら音大で伝統楽器の演奏が聴けた!の巻
ウズベキスタンの憧れの青の都、サマルカンドを去り、
“聖なる都"ブハラに快適な電車で移動!
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ブハラは、古くからイスラム教の有名な学者を
多く輩出した由緒正しき、シルクロードのオアシス。
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大都会だと感じたサマルカンドより、町がコンパクトで可愛い!
ドラクエやアラジンの世界にいるよな、昔の町並みが美しく残っています。
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「ウズベキスタン」で出会う旅人は国を問わず、大人の玄人ばかり。
ほとんどが20カ国以上旅行している熟練者で、
中には82カ国、94カ国、と地球を網羅している人。
なので老若男女、知り合う人、みんな面白い話がつきない!
メインの観光客は、60代以上のフランス人、ドイツ人、イタリア人と
白人金持ち老人旅行者がほとんど。ウイギル・キルギスなどからは考えられないほど、平和でTHE観光地!なところです。親連れてきたいくらい平和。
(実際この旅の2年後、母はウズベクへ一人旅し、最高だったと満足してた)
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どこにいるのか全くわからなくなるエキゾチックな町。
そんなブハラ2日目の朝、フラフラ散歩をしていると、
元気な学生らに声をかけられる。
「あっちいこうぜー」(多分)と誘われ、ついていくと、
観光名所のお城に到着し、一緒に観光することになる。
彼らは課外授業の一環か何かで勉強に着た模様。
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その後「Let's go PARK!」と言われ、公園に誘われたが
ハラペコだったので「シャシリク、ぱじゃうすたー」と
超片言ロシア語でケバブを食べたいことををアピールすると、
「OKOK!フォロミー!」と案内してくれた(授業ではないのか)
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途中、良さそうなチャイハナ(カフェ)を見るたび
「here?」と聞くと、「ニェット!クンマット!(=高い:ウズベク語)」
と言われ、もっと安いとこ連れてくよ!と、18歳の男女に
ぐんぐんローカルなところへ連れて行かれ、
安くて美味しい&モスクも見える屋外チャイハネに到着★★
みんながウズベキスタン語で料理を注文してくれて、
でました、シシャリク!(ラムのケバブ)
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さすが、現地の大学1年生達。
観光地プライスレストランの1/3の値段!
そして「カムトゥー マイ ミュージックカレッジ」と
片言の英語で彼女らが通う大学にこないか?と誘われる。
(→結果、18歳の子達に大学までのバス代までおごってもらう。涙)
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ロシア語もウズベク語も出来ない日本人が
ナンパについていったら、なぜか音楽大学に到着。
※この旅の初日は山下くんのアテンドで上海大学にもいったので、
今回の旅、海外の大学2つ目の訪問です。笑
さらにさらに、仲良くなった女子は、
伝統的なウズベク楽器「ドトゥル」の演奏家だった!
(日本で女子と仲良くなったら三味線専攻だったっていうくらい奇跡)
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ウズベク伝統音楽のCDを買おうと思っていたところだったのに、
こんな形で生演奏を聞けるとは!!!!
<参考>こんな感じの音がします。
色んな学生を呼んできれては、
私たちの前で演奏するよう仕切ってくれるシャフノザ、本当に有難う。
このミニーちゃんドレスの美人さんはアゼルバイジャン人でした
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ラクダの皮でできた太鼓「ドイラ」 これまじほしい。
<参考>ドイラについては下記動画がおもしろかった&嗚呼、難しそう
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東京藝大の楽器図鑑で「これかなぁ」と思ったのは”ルボブ・プリマ”
正解がもはやわからないから、もういいかw
ブハラ音楽大学にいると、あちこちの部屋から西洋音楽、アラビックな歌声、ウズベク伝統楽器と色んな国の音が聞こえてきて、大興奮。
私考えてみたら、生まれて初めて音大のキャンパスにいる!
そして皆、すごく素敵なキャンパスライフを送っていたっ!!
初めて会った旅行者にここまで案内してくれるなんて、
なんて優しい学生たちなんだ。涙
音楽大学の一室でドイラの音で、みんなでトランス状態になって
手叩きながら女の子達で踊って、「ふぅぅぅぅぅ!!!」とはしゃいでたら、うるさい!!!!て先生に一緒に怒鳴られました。
何言ってるかわからなかったけど、ウズベキスタンでは先生になったり、
大学生と先生に怒られる経験したり、まじで面白い毎日。
初めて会ったみんなとこんなに仲良くなれるんだから
音楽って素晴らしい!ブハラっ子最高!!
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