ディスプレイの上に一眼カメラを設置する
オンラインMTGが当たり前になった2020年。
カメラメーカー各社が一眼レフやミラーレスをWebカメラとして利用できるツールをリリースし、格安キャプチャーデバイスも各社からリリースされたりと「一眼カメラをWebカメラとして使う」というトピックがカメラファンの間で話題になった1年でした。
一眼カメラをWebカメラとして使うことで明るさを十分に確保することができ、ノートPCの位置に依存しない画角も手に入れることができるので、私も手持ちのカメラをWebカメラとして採用することにしました。
一眼カメラをどこに設置するか
一眼カメラをWebカメラとして使う方法(接続方法など)も重要ですが、もう一つ重要なのが一眼カメラをデスクのどこに設置するかという問題。
手軽な方法としてデスクの上にミニ三脚やテーブルトップ三脚を置く方法が考えられますが、デスクに三脚を置いてしまうと、
・デスクが狭くなってしまう
・正面にカメラを置けない
※オンラインMTGで目線が合わない
といった問題が発生してしまいます。
特に「デスクの上はスッキリさせたい」というこだわりがあるので、三脚を使わずに、且つオンラインMTGで目線を合わせて話したいため、一般的なWebカメラのようにディプレイの上に一眼カメラを設置する環境を目指してたくさんの方のデスク紹介記事を読み漁っていました。
ちなみにカメラ設置前の私のデスク環境はこちらです。
※現在は少しアップデートしています
マジックアーム + スーパークランプでカメラを支える
「三脚を使わない」「オンラインMTGで目線を合わせるためにディスプレイ上にカメラを設置」という条件を満たす環境を探していると、長身のポール(アーム)を拡張するという動画に出会いました。
ただ、すでに「エルゴトロンLX」というモニタアームを導入しているので、モニターアームを買い換えずに手軽に設置できる方法はないかな...と悩んでいたところに見つけたのがdrikinさんの動画。
動画内で紹介されているUTEBITのマジックアーム + スーパークランプを使えばデスクを圧迫することなくフレキシブルにカメラの位置を調整できるので、早速購入して設置してみました。
カメラはCanon EOS R6で、レンズはRF35mm F1.8 MACRO IS STMです。
耐荷重はスーパークランプが2kg、マジックアームが3kgなので、それなりに重い一眼+小型の単焦点なら安定感も全く問題ない印象。
スーパークランプはエルゴトロンのモニターアームに挟んでいます。
写真で見ると安定感に不安を感じますが、実際に触るとかなりの強度があるので一眼カメラも問題なくマウントすることができます。
※強度はクランプの締め付けやアームの角度、カメラ・レンズの重量に依存するので設置する際は自己責任で
この環境にしてから約二ヶ月になりますが、「正面の画角」「明るさの確保」「デスクを圧迫しない」という点でかなり満足しています。
マジックアームにはNeewerのクイックリリースプレートを装着しているので、使わないときはカメラをサクッと取り外しすることも可能です。
カメラがを外せばマジックアームが見えなくなるので、デスクのスッキリさを損なわないのもいいところ。
大掛かりな長身ポールよりも柔軟に取り外しができるので、カメラを使わない場合はマジックアームごと取り外すのもありですね。
サイズが小さいので収納もかさばらないですし。
今後の改善点
今回紹介した環境で概ね満足はしていますが、より重いレンズを使うとなると耐荷重的に問題があるので、モニターアームごと買い替えて耐荷重に余裕があるアームにカメラを設置したい気持ちもあります。
やはり記事中に紹介したこの動画のデスク環境が理想です。かっこいい。