慶應経済・商は私立文系専願は苦戦?数学はできたほうが良い?

慶應経済・商は、私立文系専願の人は色々な意味で苦戦する。早稲田政経も最近は数学必須なので、私立文系専願には受難の時代かもしれない。

入試で苦戦する

経済も商も、数学が必要なA方式のほうが定員を多くしている。また、B方式であっても、経済は英作文・歴史の論述、商は論文テストで「暗記ゴリゴリ」のタイプを落とす意志が明確である。法学部も2025年度から歴史で論述を出題すると宣言しており、暗記ゴリゴリのタイプを慶應が嫌いなのは明確だ。商の論文テストは、基本レベルではあるものの、論理学や統計学、数学の素養が問われることがある。もちろん基本レベルなので国公立の併願で受ける人や地頭が良い人は楽々解けるが、暗記ゴリゴリできた人は落ちる可能性が高い。SFCはネタにされがちだが、SFCの小論文はかなり難しい。社会人の私でも難しく感じる。なめてかかるとSFCは落ちる。

入学後に苦戦する

経済・商ともに、入学後の必須科目に数学や統計学がある。そのため、数学を毛嫌いしている人は留年する可能性が高い。数学が苦手な人は経済・商はやめたほうが良さそうだ。法学部であれば数学は必須科目ではないので、法学部を受けるほうが良い。

数学は社会に出てから役に立つか?

基本レベルの確率や統計学、経済学の知識はあったほうが、ビジネスでも株式投資でも役に立つと思う。ただし、英語のほうが優先だと思う。入社試験で筆記で数学が出ることがあるが、中学〜高校1年レベルの簡単なものだ。一方で、TOEICや英検は高く評価される。数学検定は別に評価されない。ただ、あまりにも数学を毛嫌いしてきた人は、会計やマーケティングで数字を使う仕事ができないかもしれない。ただ「大嫌い」というレベルでなければなんとかなりそうだとは思う。

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