文系で一番オススメの学部、それは経済学部

文系の高校生に知っておいてほしいことは、文系で一番オススメの学部は、経済学部であるということです。理由を説明していきたいと思います。

・数字に強くなれる
経済学部は、文系では唯一、数学を多用します。そのため、数字に強くなれます。論文などの発表でも、統計学や経済指標、グラフなどを使って説明します。法学部でそんなことしないでしょ?

・他の分野と連携させやすい
経済学は、他の学問と連携させた学びができるのがメリットです。例えば、経済史、これは世界史や日本史と結びつけて経済を学ぶ手法です。経済地理、これは地理学と経済学を融合させた学問です。例えば、工場立地をどうすれば最も経済成長するか、などを分析します。環境経済学などもあります。これは、自然環境を守りながら経済成長する理論を学びます。法学部では、こんなのないでしょ?法学部は、基本的に「すでにある」法律を学ぶものなので、クリエイティビティがないと私は思います。

・経済学部生が文学や法律を学ぶのは難しくない
理系の人が文転するのは可能ですが、文系の人が理転するのは極めて難しいことです。それと同じで、理系寄りの経済学部生が法律や文学を学ぶことは可能ですが、法学部生が経済学を学ぶのは至難の業です。実際、慶應の経済で、あとから法律に目覚めて、一橋大学ロースクールに行って弁護士になった同級生がいます。その逆で法学部生が経済学を勉強したとか聞いたことはありません。

・経済学を学ぶのにオススメの大学
東京大学 経済学部に在籍するのは三年生からになりますが、金融学科があり、金融のプロを目指せます。
一橋大学 低学年から少数精鋭のゼミがあり、同級生と協力しながら学べます。
慶應義塾大学 教授の数が多くて、開講科目も多いのが特徴。PERLならば全て英語での授業になります。ゼミ以外に研究プロジェクトもあり。
東京理科大学 経営学部のビジネスエコノミクス学科は、数学を使って経済学・経営学を学べます。東一慶よりブランドは落ちますが、実力は身につきます。

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