頭脳と武器。武器を持つには興味関心を抱く必要あり。

一流大学卒業なのに仕事ができない特徴の一つに、「仕事に興味が持てない、仕事が嫌い」がある。これは致命的だ。いくら頭脳が優れていても、仕事が嫌いであれば、仕事に優秀な頭脳を活用できない。人間の頭脳は、自分の好きなことにしか活用できない。例えば、理系で古文漢文が大嫌いな人に古文漢文の論文を書かせるとかもはやイジメだろう。逆に、文学部の人に物理や化学の論文を書かせるのもイジメだ。

私は、運良く、SAPなどのコンピューター分野に興味を持てた。幼少の頃からテレビゲームやパソコンを与えられていたのが良かった。偏差値だけではなく、仕事につながりそうなことに幼少の頃から興味を持たせることは大切だ。ガリ勉で受験科目以外に興味を持てない人の仕事におけるパフォーマンスは低い。そして、企業もそれに気づき始めて、ジョブ型雇用を導入してきている。

高校生や大学生は、仕事につながりそうなスキルに興味を持つべきだ。そうでないと、ヤバイ。

英語・IT・会計ファイナンス・経済・マーケティングあたりは、一通り興味関心を持つべきだろう。それが、社会人になってから、武器になる。頭脳だけでは駄目だ。そうでないと、文系の場合はソルジャー営業しかやれることはない。ソルジャー営業は、学歴との相関は低い。コミュニケーション能力のほうが重要だと思う。

どうしても興味関心を持てない場合は、入門の本を読めばいい。誰かに教えてもらってもいい。AIに興味を持てる方法を聞いても良いだろう。

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