ある旧帝大の経済学部には、偏差値50台前半の受験者のうち2割、偏差値50台後半の受験者のうち3割が合格しているのだ。
 一般に世に出回る進研模試の偏差値(合格目標偏差値)は、合格可能性60以上80%未満のB判定値である。近年の大学入試は総じて合格者を出し得る成績層が下に広がっており、B判定値に達しない層の合格率が上がっている。

ダイヤモンドオンライン

河合塾全統模試の偏差値ならばまだわかるが、なんと「進研模試」の偏差値だった・・・私は、進研模試の偏差値は80くらいあった。からくりは、進研模試は自称進学校や工業高校の生徒も受験するため、かなり高めに出る傾向がある。河合塾全統模試よりも10くらい高めに出る。

これを考えると・・・地底も落ちたものだ。おそらく、北大か九州大かなと思う。東大京大阪大はありえないだろう。名古屋大もおそらくありえない。東北大も意外と首都圏から受ける人が多いのでそれほど簡単ではないはずだ。

阪大の外国語学部インドネシア語は、倍率1倍で全員合格する珍事があったが、まさか、文系の花形(経済学部や法学部)でこのような事態とは・・・信じられない。一体何が起こっているのか?受験の専門家であるコバショー(小林尚さん)あたりに分析してもらいたいものだ。

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トーマス・レッド(高学歴発達障害・転職王・アマチュア経済アナリスト・ITコンサルタント)
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