庶民はメガバンクからは相手にされなくなる?すでに支店を大量閉鎖実施中! ※再掲

みずほ銀行の函館支店が閉鎖され、移転先はどこかご存知だろうか?なんと、札幌だ。何百kmも遠く離れた場所だ。みずほ銀行としては、もはや儲からない北海道南部は「見捨てた」のに等しいだろう。

そして、三菱UFJ銀行などは、タイのアユタヤ銀行などに出資し、海外進出を進めている。もともと、前身の一つである東京銀行は海外に強かった。

おそらく、少子高齢化で内需が縮小する日本市場は、見捨てられる。もちろん、大企業や富裕層は上客として接客されるはずだが、庶民はまったく相手にされなくなるだろう。インターネットバンキングで勝手にやれ、という感じになると思う。

今まで支店で事務をしていた社員はリストラされるか、リスキリングしないと生き残れないだろう。

こうした動きは銀行だけでなく金融業界全体に広がっている。大手証券会社もインターネットサービスの台頭に押されて実店舗の再編に乗り出した。今後の実店舗は、利益を上げる「最前線基地」から、上客との関係を深めるための「高級サロン」のような場所へと変わっていくことだろう。

かつては駅前一等地に銀行の看板が立ち並ぶといった光景が当たり前だったが、いまでは銀行の支店はオフィスビルの上層階にひっそりと収まっていて探すのに一苦労するケースも少なくない。銀行や証券会社の窓口に出向くことはめっきり減ったという人も少なくないだろう。

現代メディア

メガバンクの支店は、優良企業と、富裕層の高級サロンになるであろうと河合氏は予想している。私もそうなるような気がしている。

JR東日本も、みどりの窓口を大量閉鎖し、逆にインターネットで対応できない業務がひっ迫して、大慌てになったということがある。

何でもかんでも、支店や窓口を閉鎖すればよいというものでもない。人と人とのコミュニケーションが大切だというのは、もう私がオッサンになってしまった証拠なのだろうか・・・。

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