日本で英語を話せる人材の年収が高い理由
日本では、実用レベルの英会話力がある人材は、たったの7%しかいない。東大卒業生でも英語を話せる人は少ない。大学受験の英語の偏差値と「ビジネス英語を話せるかどうか」に正の相関は無い。なぜ、日本で英語を話せる人が少ないかというと、日常的に日本語だけで生活も仕事も支障がないからだ。しかし、これから、日本は超人手不足で、外国からの働き手が必須となる。また、日本国内の内需は減少するため、海外進出しないと儲からない。そのため、「英語を話せる人材は希少」と供給面の理由と、「英語を話せる人材が必要」という需要面の理由から、年収は高めになる。
スキルというのは、掛け算で希少性が決まってくる。「論理的思考力が上位20%」「英会話力が上位5%」「ITスキルが上位10%」この場合、0.2×0.05×0.1=0.1%となる。たとえ、学歴がMARCH関関同立や地方国公立大学であっても、関係ない。純粋に「能力」だけをみたら、上位0.1%だ。
※これは婚活でも似たようなことがある。女性は「普通の人でいい」というが、「容姿(顔)上位50%」「身長上位50%」「年収上位50%」の場合は、0.5×0.5×0.5=12.5%、上位12.5%の「ハイスぺ男性」となってしまう。
たとえ一流大学卒業生であっても、「英語を全く話せない」「ITスキル無し」「数学・統計が苦手(突出レベルではない)」だと、たいして稼げない人材になってしまうだろう。
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![トーマス・レッド(高学歴発達障害・転職王・アマチュア経済アナリスト・ITコンサルタント)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/151506506/profile_9446d023e530ac6f8be358d62287943b.jpg?width=600&crop=1:1,smart)