DeepSeekショックでエヌビディア株を売るのは早計と考える理由

DeepSeekという中国のAIが登場したことで、AI半導体のエヌビディア株が暴落した。約17%の暴落といわれている。だが、ここでパニック売りするのは「素人」であると考える。中級者以上は「ナンピン買い」推奨だ。その理由を説明する。とにかく、パニックにならないことだ。こういうときこそ落ち着いて思考・行動してほしいと思う。

DeepSeekはおそらくエヌビディア半導体を利用している

アメリカ政府は輸出規制により、エヌビディアの高性能な半導体は中国で利用することはできない。だが、抜け道がある。一つは、「規制対応版」の半導体は中国に普通に輸出されていることだ。もう一つは、第三国経由で最先端半導体も中国にわたっているとされる。これは、データセンターで使われる最先端半導体のうち、「余剰」分を何かと工作して中国に輸出しているようだ。私が検索して調べた情報によると、マレーシアなどが経由地になっているらしい(ご自身で確認してみてほしい)。現状、中国も半導体を内製できるが、そのレベルはエヌビディアと比較すると低いものであり、DeepSeekのようなレベルの高いAIはエヌビディア半導体でないと不可能であると考えられる。
※素人意見なので間違っているかもしれないが、一応はAIもその可能性が高いと同意してくれた。

パニック売り

エヌビディアの株価が17%も暴落するのは、どう考えてもパニック売りだ。世界で金融危機が起こっているわけでもない。マクロ経済が対して変動せず、エヌビディアの企業としての実力も下がったわけではない。企業の実力を正しく反映しない、ただ気が動転しての「パニック売り」であり、またすぐに株価は回復基調に戻ると考えている。

ナンピン買いできない場合は?

一般的には、「暴落時こそ買い」だ。だが、余裕資金が無い場合は、放置(塩漬け)でいいだろう。そうして、株価が回復するのを待って、利益が出るタイミングで利益確定売りすればいい。

※追記
エヌビディアの株価暴落は、投機筋の空売りだったのかもしれない。


いいなと思ったら応援しよう!