給与明細はちゃんと見ましょう!給与明細から政治がわかる!
衆院選が終わった。自公の敗北は、表向きは裏金(政治資金パーティー券収入の不記載)だが、給与明細をみれば他の理由もわかる。
私は転職しまくっているので、給与明細を時系列で分析することはできない。しかし、10〜20年同じ会社にいる人であれば、あることに気がつくだろう。
昨今の賃上げで、給与総額は増えていても、所得税や社会保険の天引き「率」は上がっていないだろうか?特に、親も高年収の人はわかるはずだが、親世代よりも確実に国民負担率は上がっており、当時の親と同じ年収であっても、間違いなく手取りは減っているはずだ。
私の父は電力会社の管理職まで昇進したため、私の年収よりも高かった。さらに、負担率も低かったため、かなり裕福だった。だが、私は、父よりも100〜200万円低い年収だが、子供の学費や老後を考えると、余裕は無い。
親世代よりも裕福になることは、とても難しい時代になった。noteブロガーは比較的エリートが多いと思うが、親世代よりも貧しい人は私と同じで多いだろう。
比較的高年収の人でも余裕は無いので、社会の分断は深まる。自己責任論は、余裕の無いエリートが冷たくなったからではないか、と思う。
また、政治だけではなく、会社から嫌がらせされてはいないか、給与の基礎額と手当、残業代割増率は必ずチェックしよう。会社は、特定の社員への嫌がらせもするし、しれっと多くの社員の手当を削減したりする。労組が強い会社ではそんなことはできないが、労組が弱いとやりたい放題だ。特に、景気変動に弱い会社はこの手のコストカットはよくやる。給与明細に無頓着だと、政治もわからないし、会社からの嫌がらせにも気づかないのだ。
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