医師(医学部出身)は、起業にも有利?!医学とITの組み合わせは最強か? ※都合により再掲
今までは、血液の流れをITの力で分析することは行われていなかった。せいぜい、血圧を計測するくらいだった。それを、物理の流体力学と、IT(3D分析)のテクノロジーを医学とミックスさせて起業したのが、Cardio Flow Designというベンチャー企業だ。創業者の二人は現役の医師でもある。
近年、医師でありながら、起業する人が増えている。理由としては、帝人やテルモなどは医療機器は製造しているものの、医学の知識は医師には到底かなわない。医師と相談しながら、そうした企業は医療機器を開発している。であるならば、医師自身が起業したほうが手っ取り早い、ということがあるだろう。
もちろん、医師は激務な場合が多いので、ITなど新しいことを勉強するのは難しい。それに、医師として働くだけで高年収であり、人生安泰だ。そのため、よほどチャレンジ精神がある人以外は、やらないだろう。
ここで提案したいのが、一流大学卒業生がもう一度、医学部受験にチャレンジするということだ。私のようにITスキルがある人や、物理や化学など理系技術に精通した人、あるいは証券会社やベンチャーキャピタルで資金集め(ファンドレイジング)が得意な人は、医師になれば起業しやすいと考えている。もちろん、医学部は卒業に6年間かかるので時間という資源は相当に使うことになる。だが、万が一起業に失敗しても医師として働けばいいだけなので、普通の人が起業するよりも圧倒的に有利だしリスクが少ないのも事実だ。
他にも参考になるWEBサイトを紹介する。