監査法人は3年で辞める?公認会計士のキャリア!

公認会計士は、人気の資格である。しかし、資格の人気は高いのに、監査法人を辞める人が多い。それはなぜなのか?

私は、監査法人の勤務経験は無い。そのため、大学の同級生からの伝聞にはなるが、以下のような理由で辞めるらしい。

仕事のやりがいが無い

監査は、地道なチェックの仕事だ。そして、ミスが許されない。そのため、自分がチェックしても、上司のレビューが必ず入る。これでは、「自分が成し遂げた」というやりがいは無いだろう。しかも、クリエイティブな能力を活かすことはできない。高級ブルシット・ジョブだろう。

年収がそこまで高くない

医師や弁護士であれば、大成功すれば若くして年収2000万円も可能だ。しかし、公認会計士はJTCと似ていて少しずつ昇進するので、年収2000万円はパートナー(会計事務所の最高ランク)にならないともらえない。10年以上かかるだろう。資格が難しい割には報われない。
※公認会計士の資格試験の難易度は色々いわれる。早稲田大学の入試と同じとの主張があったが、そんなはずがない。早慶でも在学中に合格できるのは20〜25パーセントくらいと思われる。絶対に早慶より難しい。ただし、子供の頃から簿記などを地道に勉強していれば、かなり難易度は下がる。大学入学後に受けるから激難なだけだ。下手に一流大学へ進学するよりも、商業高校に進学したほうが公認会計士は簡単だと思う。

では、監査法人を辞めて、どこへ転職すれば良いのか?公認会計士は3年間実務経験があれば資格がとれる。ライセンスにこだわるならば、3年間勤務して転職しよう。

投資ファンド(PEファンド)

民間資本を活用して投資するファンドをプライベート・エクイティファンドという。公認会計士はファンドでも必要とされる人材だ。たくさん稼ぎたいならば、こちらが良いと思う。ただし、ファンドは振れ幅が大きい。失敗したら倒産もあると思う。

ベンチャーCFO

ベンチャーのCFOになれれば、年収は1500万円以上を狙えると思う。急成長ベンチャーならば。ただし、ベンチャーもファンドと同じでリスクは高い。

戦略・財務・M&Aコンサルティング

戦略コンサルティングや、財務・M&Aコンサルティングでも、シニアマネージャー以上ならば年収1500万円以上を狙える。公認会計士の資格があればシニアマネージャーまで昇進できる可能性は高いかもしれない。SAPなどのIT系コンサルはオススメできない。なぜならば、生え抜きでSAPをやってるコンサルには、入社の時点でかなりの経験の差をつけられている可能性が高いからだ。

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