-花を摘む-
類は友を呼ぶ、という。
また、一緒にいると似てくる、ともいう。
わたしと出逢って、心ならずも、やさしい人になってしまった人は、枚挙に暇がない。
わたしは、よく人をきちんも見てるので、あぁ、きっとわたしと出逢う前は、もう少し違ったのかな、とか思うことも少なくない。
わたしの「やさしさ教」の布教である。
だからって、別にどうという話でもない。
ただ、似てきてるよね、とか、似ていたのかもね、とか。
そういうのって、まぁ、悪いものじゃない。
ねぇ、一緒に、あの花を摘みに行かないか。
誰に話してるのか、わからない。
とりあえず、疲れてるので、梅酒を飲んで寝ることにする。
それでは、また、あの花の咲く夜に。
おやすみなさい。
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