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-天才か、誠実な日々か-

先日の画像を少し加工してみた。

こちらの方が原画のイメージには近いけど、それでも少し色味が異なる。

こういうとき、写真ってほんとリアルじゃないよな、と感じる。

それは、自分が絵描きだから、だろうか。

例えば、サルバドール・ダリという作家は、自分のことを「天才」である、というパフォーマンスを一貫して行うことで、世間に対して、「天才」であるという認識をさせることに成功した。

わたしは、作家活動を通して、一体、何を伝えたいのだろうか、というようなことを考える。

あれから、ゆっくり漫画を読む時間も、心のゆとりもないのだけども、今、あなたは何の作品に興味がありますか、と問われたら、「幽☆遊☆白書」と「るろうに剣心」と答えると思う。

或いは、今日、購入してきたAL KOOPERの「赤心の歌」というCD作品。

この作品を知ったきっかけは、9曲目の「WHERE WERE YOU WHEN I NEEDED YOU」をGRAPEVINEがカバーしてたこと。

GRAPEVINEといえば、わたしの世代にとっては、とても質実で信頼の置けるバンド。

今もなお、誠実な活動を続けている。

少しとりとめのない話になってきた。

「天才」になりたいのか、誠実な活動を続けて行きたいのか。

どちらですか、と問われたら、わたしは、後者を選ぶかもしれない。

古い友人を大切にして、そして、今、周りにいてくれる方々を大事にして、そうして、その延長線上にある活動を続けられたらと思う。

これは、自分自身にも、言い聞かせている言葉かもしれない。

あなたがもしも、君が或いは、あたいに何の価値があるのかしら、と思う何某かがあるとしたら、わたしがその意味を拾えたらいいし、わたしの作家につながるといい。

日々の生活の中で、大切にしていたものを失くしたり、大事にしてきたものを忘れたり、そういうときが、もしかして、あるとしたら。

そのときは、静かな夜を持て余してほしい。

そしたら、わたしが、いつでもその声を聴いている。

それでは、また赤心の夜に。

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