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-信用に足るか、足らないか-

この本に書いてあることは、フィクションなのだろうか、ノンフィクションなのだろうか。

そういう経験をしたことがある。

クラフト・エヴィング商會の「クラウド・コレクター」という本を10代の頃に読んだとき、頭が少し混乱した。

最近になって販売された文庫版では、ほぼ完璧にフィクションであることがわかるように、構成されている。

そして、今では、その出版元自体が、そういうモチーフを扱っていることが知られているし、わたしがここで話してしまっているから、今から読む方には、それほどの困惑はないだろう。

しかし、そういう経験というのは、意外と身近なものなのかもしれない。

このところ気にかけている方のnoteの投稿から、そういうことを考えている。

そして、もう少し突っ込んでみると、Twitterなどでは特に、性別や年齢が、ほぼほぼわからない方と、たまに出逢ってしまう。

或いは、わたし自身も、どちらかというと、かなり得体の知れない人間の部類かもしれない。

そこで、こういう動画を撮影してみた。

「プラネタリウム ~ハードコアver.~ / the thomas」

少し軽めのデスボイスを聴かせている。

普段の弾き語りでは、あまり見せない一面である。

そして、こういう動画も撮影した。

「葛飾にバッタを見た / なぎら健壱 / the thomas カバー」

なぎら健壱さんは、とても大好きなので、いつか歌おうと思っていた。

しかし、YouTubeでは、ある程度、おっとりとしたフォークシンガーを気取っているので、Vimeoという、他のサービスを利用することにした。

YouTubeでは、アカウントとして、信頼できるスタンスでありたい、という気持ちも働いているような気がする。

なので、Vimeoでは、よりプライベートな動画を載せていけたら、と思っている。

彼は、信用ならない人である。

そういう意見もあるかもしれない。

しかし、周りの人たちにとって、ただ、いつでもそこに居る、唯一、そのことに関しては、信用に値するスタンスであれたらと思う。

それでは、また月の夜に。

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