-やさしい雨の降る頃に-
人生には、たまに否定の雨が降る。
それは、時として、信頼していた人からの、真っ向からの否定かもしれない。
それでも、それぞれの道を歩んで行こう。
◇
自分のことをまるごと肯定してくれるのは、世界がひっくり返っても、自分だけである。
だから、否定の雨に濡れながら。
わたしはわたしを肯定してあげる。
あなたもあなたを肯定してあげよう。
◇
でも、わたしはたまにあなたをきちんと肯定してあげる。
それだけの肯定の雨を、そっと降らせること。
そんなトーマスタイルを作りたい。
◇
どれほどの否定の雨に濡れながら。
いくつもの悲しみと哀れみの雨を感じながら。
そっと、降りなさい、どこまでも肯定の雨を。
それでは、またやさしい雨の降る頃に。
◇ ◇ ◇
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