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今年もまた、ひぐらしに会えなかった

【ツクツク日記⑥ 最終回】
2023年ことしの蝉の声は9月16、17、18日敬老の日までの週末3連休まで。
高温がカムバックした3日間

午後6時の室温

16日(土) 37℃
17日(日) 34℃
18日(月) 32℃


16日(土)の夕方37℃は奇跡、驚く(室温ですが)。
北・東・南の3方面の窓は全開で風ありで意外と快適も9月半ばの夕刻に37℃。
夕闇迫るこの時間にツクツクボウシが鳴いている。

今年はほぼ、ツクツクボウシ一択と言っていいほどの夏。
1匹から2匹ほどで二鳴きかつ、時間はゆうがた6時台が決まり事。

蝉の数の少なさ、鳴く回数の少なさ、鳴く時間が2023年の特徴。


7月から8月のはじめにはわずかながら「ジー」という鳴く声が聞こえていましたがその数も期間もわずかで草むらの中の地面からの虫の声がメイン。


特別に虫好き昆虫好きではなく、季節の鳴き声に反応するのみです。


この地では、自分から木々の中に入っていかない限りはツクツクボウシに出会うことはないほど希少だった蝉の声が近頃よく聞くようになりました。

絶対に会うことのなかったクマゼミまでも大量発生しているようでアブラゼミほんの時々ミンミンゼミだった夏は遠い昔のようです。


夏の終わりまで鳴くひぐらしがこの数年あらわれない。
この地では夏の中盤から後半の夕暮れ、秋が間もなく始まる合図にしていたけれど「カナカナカナ」がぴたりと消滅。


また聞きたい声です。もちろん「ミンミン」も


2023年9月某日 夏・備忘録


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