いちねんちょっとがすぎた
突然の事だった、あれから1年とちょっとがすぎた
私たち家族からすれば、青天の霹靂のような出来事だった
2019年のGW明けに、父親は突然会社で倒れたらしい。心臓の病だった
らしいというのは、私が知るのはその少し後で、急変した家族の雰囲気についていけなかった。詳しく聞いたのは1,2週間後に断片的にだった
実家から少々離れたつくばで新しい大学生活、ひとり暮らし初めて、サークルに入って呑気に過ごしてたらこんな事になってて率直に驚いた
つくばに戻ったあと、天久保をひとりで歩きながら泣けてしまった
それからちょくちょく様子を見に帰ったりした
いつも、悪い変化があったらどうしようって思ってた
会う度元気が無くなっている気がして震えた
今日、手術が終わり日常生活に戻って、1年くらいになるらしい
倒れ方が凄まじかったものの、変な言い方だけど、タイミング的にはラッキーだった。勤め先で倒れてすぐ近くの大きな病院に入れたこと、そこにはその心臓病の新しい治療法のスペシャリストがちょうど異動してきていたし、手術の日程がすぐに決められたこと、その治療法が最近保険対象内になったこと、4月にできたばかりの新しい綺麗な病室に入れて、何よりコロナが流行る前だった
体に負担の少ない手術を受けれて、従来なら3ヶ月入院のところを1週間半で出ることができた。自宅でするリハビリは大変だったけれど。手の暖かさが戻っていたことに気づいた時、また泣けちゃった
今はあれがうそだったみたいに、むしろ前より元気になった
手術で肺を一度凹ませているから肺炎の類は危ない。コロナウイルスに危ない基礎疾患持ちらしい
今年4月に実家に戻ることにしてから3ヶ月、絶対に持ち込むわけにはいかなくて緊張しながら過ごした。アルコールを持ち歩いて事あるごとに除菌したり、買い物してきたら全部消毒。色々
本人が一番能天気で、そんなに神経質にならなくても、とか言ったり、完全リモートワークなものの休みの日は降りないドライブを延々してた。
神経質にもなる。もしも自分のせいで、、たった1年でまたあんな姿を見たくないから
あの年の夏、両親が住んでたあざみが国花の国に旅行だった。肝心の父が、一番行きたかった人が行けなかった。また行かなくちゃ
いま、3ヶ月ぶりにつくばに戻ってきて、なんだか肩の力が抜けた気がしてしまっている..