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ひと針が繋ぐもの

カンタキルトってご存知ですか
かくいう私もまだまだ勉強中なのですが
刺し子刺繍の布を総称をしてカンタと呼びます。

インドやバングラデシュで古くから伝わる
大判の布

家にある着古したサリーやルンギと呼ばれる布を
はぎあわせ大きな一枚の布にし、
それを幾重にも重ね
丈夫になるようにと細かな細かな刺し子を布全体に施した
大きなキルトです

カンタキルトは同じものが二つとしてありません
それは各家庭で家にある使い古した布を組み合わせているから。
でもあり、
機械によって大量生産されたものでも無いから

現代の言葉で言うアップサイクル。
でも昔からあったよね、
ものを大切にする心

日本にも素晴らしいBOROがありますよね。



限りある資源を大切にしてきたインドの方々の
思いのおかげで
何年も年月を経た今も
こんなに素晴らしく美しいヴィンテージの布として
手に取ることができています。




赤ちゃんのおくるみとして、敷物として
古くは母から子への贈り物として。
一針一針丁寧に施された手刺繍がとても趣深く
その一枚にかけた時間や想いに、
遠い異国の地に、
想いを馳せています。


インテリアとしても人気を集め
注目されつつあるカンタキルト

私もその魅力に引きこまれた1人にほかならず。
コロナの影響で気軽に海外へは行けなくなった今も
インターネットという現代の叡智のおかげで
こうしてたくさんの
可愛くて美しくて繊細なカンタたちを
ご紹介することができています。

さて、では自分のお役目は?
と考えると
まだ見ぬ、知らぬ異国の魅力を伝え
繋ぐこと
かな


インドという異国を少しでも身近に感じていただけたら
嬉しいです。


読んでくださりありがとうございます。


インドの伝統工芸ヴィンテージカンタキルトと
オリジナルのブロックプリントの小物や衣服を
沖縄よりお届けする
kafull(カフル)

千尋

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