GHOST BUSTERS AFTERLIFEを観てきた!(多少のネタバレ含むのでダメな人は読まないでください!)
第1作目が1984年。2作目がその5年後の1989年。
30年以上の月日を経ての正統後継作品!
ということで、過去2作をリアルタイムで劇場で観た者としては、これはとても気になる!
ということで珍しく初日のレイトショーに行ってきました!
あれあれ? レイトショーなのになんか高いぞ? あーでもなんか割引券も付いていたからこれでいっかー。
となにも考えずにWEB購入するとドルビーサウンド劇場だった!
いや、初めてだったけどなかなかの迫力だね!
とくにこういったミステリとホラーアクションには抜群の効果を発揮。
途中何回か本気で身体ごと驚いたね。
それはさておき、ゴーストバスターズ アフターライフの内容。
随所にちりばめられた1作目のオマージュ!
今は亡きハロルド・レイミスへの追悼の意味を込めてなのか、その役であるイゴン・スペングラーというキャラとその家族を主軸に置いて展開していくのはファミリームービーとしても胸が熱くなる。
それもそのはず。
今作の監督ジェイソン・ライトマンは、ゴーストバスターズシリーズを手懸けたアイヴァン・ライトマンの息子であり、ゴーストバスターズ撮影時子供だった彼は撮影所に出入りしていたという。
さてジェイソン・ライトマン監督は、ジョージ・クルーニー主演の『マイレージ・マイライフ』や『JUNO/ジュノ』などのヒューマンドラマを手懸けてきた監督だ。
さて、今回のアフターライフ、物語も30年以上の時を経ており、かつてニューヨークで起こったゴースト騒ぎももはや記憶の彼方。
特に主人公である10代の少年少女にとっては、過去のYoutubeで見られる程度。
ゴーストバスターズの過去の映像をネット配信で見るっていうのがなんとも今っぽい。
過去作の映像がこういう風に使用するのも心憎い。
特に最初のゴーストバスターズ結成後のTVCMがネット動画に残っているっていうのも感慨深い。
さらに内容を掘り下げていく。
元ゴーストバスターズのメンバー、イゴン・スペングラーは田舎町で1人何者かと戦っていた。
その戦いの果て、彼は命を落とす。
そのイゴンの娘キャリーは2人の子供、フィービーとトレヴァーを女手一つで育てていたが、資金繰りがうまく行かずアパートも立ち退きに。
そして亡くなった父の遺産を目当てに田舎町のサマーヴィルへとやってくる。
しかしそこでは連日謎の地震が起こっており、孫のフィービーもあり得ない心霊現象を目の当たりにしていく。
そこかしこから現れる幽霊退治に必要なガジェット!
プロトンパックにゴースト対峙専用カーのEcto-1には懐かしき『NO GHOST!』のトレードアイコン!
あと、1,2で出演していた人たちがちょこちょこと出てくるのも、見所で前作を知っていたなら胸躍ること間違いなし。
そして町外れの鉱山に元凶があることを突きとめ、祖父はずっとこの町を1人で守っていたことを知る孫たち。
新生ゴーストバスターズの出動だ!
とまあ、端折ったアオリの文になったがこんな感じで話が進み、ファミリードラマとしてもゴースト退治としてもそうほうきちんと楽しめる内容になっている。
そして、最後の最後に流れるあの名曲! やはりこれを聴かなきゃ!
それと、これだけは絶対!
エンドロールは最後まで観てっ!
途中で席を立っちゃダメだからっ!
はい。ここからはネタバレです!
ゴーストバスターズの正統なる続編、ということでもちろん初代の彼らも出ますっ!
そう! 彼ら、ピーター! レイモンド! それにウィンストン!
年はおいても初代ゴーストバスターズが、お決まりのプロトンパックを背中にかつての戦いに決着をつけに現れた!
(と言っても1人は逝去されておりますが)
復活してしまった破壊神ゴーザに果敢に立ち向かうフィービーたち!
しかし、ゴーザの強大な力にピンチに陥った瞬間!
彼らが現れた!
もうね!
思わずおお! と声が出ちゃいましたよ!
今、この令和の時代に、80年代コメディ映画でよく見た顔!
ビル・マーレイとダン・エイクロイドが並ぶところが見られるなんて!
喩えるなら、プリキュアオールスターズの映画で、初代のブラックとホワイトが、当代プリキュアのピンチに颯爽と現れるようなもんです!
燃えないわけがない!
そして彼らが駆けつける伏線として、フィービーが警察署で「電話をかけたい」と言います。
そこで警察官はフィービーにこう言うのですよ!
「Who you gonna call?」
これは言わずもがな! あの名曲レイ・パーカーJr.の「ゴーストバスターズ」の超有名なフレーズだ!
過去の動画を見たフィービーはこの番号に掛けるのだ!
その電話に出たのは……ダン・エイクロイド扮するかつてのゴーストバスターズのメンバー、レイモンド!
歌詞そのままに、電話したら本当にゴーストバスターズが駆けつけてくれるという心憎い演出だっ!
とはいえ、そこはやはりゴーストバスターズの面々!
ちょっとオトボケなところもそのまんまです!
あと何よりも、これが見られたのが俺的ポイント!
ビル・マーレイの二度見!
往年のコメディ俳優ならではの二度見!www
私的にはこれが見られただけでも価値ありです!
とはいえ……。
ミニマシュマロマンは申し訳程度だし、最後にいつもの巨大ゴーストが出なかったのは残念といえば残念……。
だけどもゴーストバスターズのそれからをきっちり描いた作品として、素晴らしいと思います!
ないよりも、初代へのリスペクトと愛が申し分ないので、私としては◎でした!
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