袋ラーメンを作る時に、びっくり水を入れるか入れないかが、料理をするかしないかの分かれ目になると思う。
長期の自宅待機などで料理に挑戦した男性も少なくはないと思います。
男性の中でも料理をする人しない人、きっかりと別れるとよく聞きますが、その境目はなんでしょうか?
私はその第一歩が『袋麺を茹でる時に”びっくり水”を入れるかどうかから始まる』と思っています。
まず”びっくり水”って何って人。
料理しない人ですね。
ちなみに、カップ麺とレンチンは料理とはみなしません。
ですが袋麺は別です。
袋ラーメンを作る時、男は料理人になります。
なれるんです。
袋麺は料理とは認めないという方も居られると思います。
本気で料理をする人からすれば、簡易で料理とは呼べないものでしょう。
ええ、料理の中では手抜きかつ初歩の部類に入ると私も考えます。
ですが、何事にも初歩は大事です。
その簡単な調理も出来ない、やらない、めんどくさがる人が多いのも確かです。
まず最初に袋麺をきっちり美味しく作れるかどうか?
それによって『料理』に対する第一歩であると思うのです。
なぜ、『袋麺は料理』であるかを解説していきたい。
袋麺が料理である理由その1
「具は入れる? 入れない?」
まず袋麺を作る時に考えること。
具をどうするか? である。
無論、「袋麺に具など不要! 素ラーメンこそが袋ラーメンの真骨頂!」
という方も居そうですが、それはそれで選択肢としてアリです!
この袋麺の具としてあげられるのが「卵・メンマ・ネギ・モヤシ・チャーシュー」です。
いろんな異論はあると思います。
手軽なものから順番にしております。
でも卵一つにしても入れる人入れない人で別れると思います。
そもそも今時、生卵もマトモに割れない人が多い中、それを選択肢に入れるだけでも十分『料理の第一歩』だと思います。
袋麺が料理である理由その2
「麺を茹でる時、びっくり水は入れる? 入れない?」
表題にもあります通り、麺を茹でる時にびっくり水を入れるかどうか?
まずびっくり水を知っている時点で、その人は料理に関心がある人なわけですから、「生麺ならいざ知らず、袋の乾麺ごときに俺は入れない!」という選択肢もあるわけです。
で、びっくり水です。
世の中にはその存在すら知らない人が居ます。
私が聞いた最高では「え? びっくり水? それってどこで売ってるの?」って言う人を見たことがあります。
なぜびっくり水を入れるのか?
入れると麺が引き締まる……。
そんな気がするのです。
基本的に袋麺は書いてある通りに作れば美味しく作れるのです。
そこにびっくり水という、初歩のアレンジが、料理への興味を踏み出し始めると思います。
そこに「茹でて蒸発する分を考えて、水を多めに茹でよう」とか「濃いめが好きだから、少しお湯を少なくしよう」とか妙なアレンジをしなければレシピ通りで美味しく作れるはずです。
アレンジは慣れてからやりましょう。
袋麺が料理である理由その3
「スープを作る時、鍋を分ける? 分けない?」
さて、手順としては前後しますが、スープを作るのに鍋を分けますか?
これは麺を茹でるのと、スープを作る鍋を分けるかどうか?
予め鉢にスープの素を入れておく手法もありますが、これは分けないになります。
もちろん、これもレシピ通りに作ればいいのですが、こちらの方がアレンジ力が高くなります。
洗い物が増えるので、敢えて一つの鍋でする、という意見もありますね。
分ける利点としては、たっぷりの湯量で麺がゆがけることくらいです。
あと具もいっしょに放り込んで作れるので、具にスープの味が染み込むし、調整も出来るので、本気で作る時は私は分けます。
袋麺が料理である理由その4「器は温める? 温めない?」
私的なこだわりポイント。
予め鉢にお湯で温めておくのをするかどうかです。
「え? そこまでする?!」
と思われるかもしれません。
凝るとそこまで出来てしまうのが袋麺の面白さなのです。
アレンジも自由、作り方も自由、美味しく出来るならなんだってOK!
これって『料理』の根幹であり原点じゃないですか?
だから私は『袋麺は料理』だと申し上げるのです。
その袋麺をどう自分自身でアレンジしていくのか? その第一歩はやはり「びっくり水を入れるかどうか」だと思います。
ほら、ちょっと作ってみたくなったでしょう?
袋ラーメン。
レシピ通りもいいですが、自分なりにいろんなアレンジしてみてください。
きっと『料理』が楽しくなるはず。
記事は以上です。皆様素敵な麺ライフを!
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