【J1第11節】 川崎F-C大阪
今回はJ1リーグ第11節から、川崎フロンターレ対セレッソ大阪の1戦を
レポートしていきたいと思います!
・川崎Fスターティングメンバー
<注目>
・前節と同様4-1-2-3のフォーメーションを採用。
・横浜FM戦で2ゴールの家長や2年目とは思えない活躍を見せた三苫に注目。
・山根、旗手の偽サイドバックのような流動的動きがどのようにC大阪守備陣を
崩していくのか。
・C大阪スターティングメンバー
<注目>
・前節の4-4-2から今節では後半から変わった4-2-3-1を採用。
・開幕ゴールを決めた大久保、追加点を決めた坂元の得点力に注目。
・川崎の圧倒的攻撃力に対するディフェンダー、ボランチの選手の対応力に注目。
【前半】
注目の1戦が動いたのは開始5分。スペースの空いた中盤でボールを受けた大久保が右足を振り抜きスーパーゴール。しかし直後の7分折り返しを受けたLダミアンがボレーシュートを決め1-1。試合が落ち着いてきたかと思われた前半22分、松田の折り返しに大久保が合わせ1-2。前半はC大阪リードで折り返す。
【後半】
後半開始早々、レアンドロのヘディングシュートが決まり川崎が2-2と追いつく。そして後半17分三苫が個人技でディフェンダーを剥がしレアンドロとのワンツーから勝ち越しゴール。その後C大阪に決定的な場面を作らせず3-2で川崎フロンターレが打ち合いを制した。
<試合レビュー>
両チームともに前節、素晴らしいサッカーで勝利を収めていたため私としても非常に注目していた試合。
川崎は前半、C大阪の守備を崩しきることができなかった印象。反対にC大阪は大久保選手のスーパーミドル、松田選手のピンポイントクロスに大久保選手が合わせるなど試合展開を優位に進められていたと思う。
ただし、川崎が縦に速い攻撃を展開すると、前半7分のレアンドロ選手のゴールように守備陣が選手を見きれていない点があった。
後半は攻勢が逆転。
川崎が幸先よく追いつくと、圧倒的なポゼッションサッカーを展開。
次第に疲れが見え始め、C大阪のディフェンダーとボランチの間にスペースが空きだした。最後は三苫選手がまさに無双状態となり、前半苦しんだC大阪守備陣を打ち破った。
C大阪としては2得点あげただけに勝ちたい試合だった。しかし縦に速いサッカーとその決定力は見事の一言に尽きる。今年もC大阪は強いと感じた。
川崎Fは質の高いサッカーを1度も崩すことがなかったことが逆転勝利につながったように感じる。レアンドロ選手の決定力、三苫選手の突破力、そしてその二人を活かすパスワーク、すべてのレベルの高さに恐怖すら感じた。
総括すると最初から最後まで期待をはるかに超える最高レベルのサッカーであり、見ていてワクワクする展開でした!今後もこの2チームから目が離せません!