ベリヨの日記2023.6.11~6.17
6.11 無題
稽古行った。子供たちとたくさん戯れた。マタハルと顔を交換した。
ヒデキとタカシの顔も交換した。
ドンキで買い物して、かえって、ねた。
6.12 ライスペーパー
目覚めたら玄関にパウンドケーキとミカンジュースが置いてあった。お父さんの静岡土産だ。やったー。
休みなのでなにか料理をしたいと思い立ち商店街へ繰り出す。熟したアボカドってなんでこんなに売ってないの。大葉などを買い込んで帰宅。
以前来客時にアドリブで作った料理が美味しかったので作り置きをしよう。
鶏むね肉を切ってにんにく、酒、鶏がらスープの素をまぶし、冷蔵庫でつけておく。
ライスペーパーを水で戻し、大葉、つぶした梅干し、鶏肉を置いてクルクル巻く。
脂を引いたフライパンでくっつかないように並べて焼く。
途中大葉が切れたので余っていたえごまの葉っぱにしてみたけど、癖が強かった。しばらくお弁当はこれだな。
6.13 宣伝と味噌ラーメンと始動
会社に着くや否やダブルデックの宣伝をみんなに送った。気づけば観劇の時にしか連絡をしないような間柄の友人も多いが、返信をくれるだけでもうれしかった。
8/11~椎名町です。よろしくね。
バイトは外出せず、ポチポチ動画を作ったりしてたら終わった。
帰宅後、何か今日は成し遂げたいと思い、味噌ラーメンを作ることに。
なにかの素は使わず、オリジナルスープだ。味噌ならなんか行けそうな気がする。
い、いけた。
ごま油でねぎ、豚ひき肉、にんにく、しょうがを炒めて砂糖、醤油、さけ、みりん、鶏がらスープ、味の素など思いつく限りの調味料を注ぐ。
さらにピーナツバター(砂糖なし)、豆板醤、甜面醤、お湯を足して、最後に味噌と大量のすりごまといりごま。麺はドン・キホーテのプライベートブランドの少し縮れた中華麺。キャベツともやしを別でたっぷりゆでて、スープにぶっこんで食べる。ほーんとうに美味しかった。美味しすぎてストーリーに載せたらゴロ六郎氏から「うまそう」とだけ来てた。うまかったです。
食後、ナルミさんと会議。次回公演の構想を伝え、劇場の目星などもついてる旨共有。
「うーん、とりあえず出てほしい人に声掛けはじめよっか」となり、その場で電凸開始。普段電話をかける習慣などないのでたいていの人はビビりながら「な、なに…?」と出る。出演依頼の旨伝えると快くOKしてくれる人ばかりで私たちのテンションも上がっていく。
急ぎ、グループラインを作って、企画書を書いて共有。あまりにもあっさりと企画は動き出した。こういうのでいいんだよね。早速、劇場見学を申し込まなくては。
6.14 中野くんの誘惑
髪を伸ばしている。IVEのウォニョンはその尋常ならざるスタイスもさることながら髪の毛も魅力的だ。いつかtiktokで見た動画で「ウォニョンは髪がたっぷりあってかわいい」というコメントを見つけ、すごく印象に残った。
たしかに、髪の毛がたっぷりあるのってかわいい。たっぷりという表現もいい。プリキュアも変身すると毛量増えるし。ヴァージンヘアの中高生の頃、華奢で毛量が少なく、ストレートヘアの同級生女子にあこがれたこともあるが、今ならわかる。毛量はあったほうがいい。ゴージャスだ。
なんと、1月から美容室に行ってない。なんならヘアアクセルレーターというリキッドを頭皮に塗布し、一生懸命髪よ伸びろと念じていた。死してなほを上演した11月に比べ、半年で髪は相当伸びた。早くロングヘアにしてゴージャスな髪形になりたい。髪だけウォニョンになりたい。
ただ、現実は非常なもので毛質が最悪だ。パサパサのキシキシ。明日は曲がりなりにもファッションショーに出るのだからと思い立ち、美容室を予約した。
カットとカラーとトリートメントをするつもりだった。半個室になった店内は居心地よく、担当美容師のお兄さんは蛙亭の中野くんを15キロ痩せさせて茶髪に染めたような風体で愛嬌があった。髪質改善(縮毛矯正)の営業トークへスムーズに誘導される。「きた!屈するものか!」と心で思いつつ、正直金で美髪が買えるなら買いたい気持ちもある。揺らいでいたところに「あと今ならpaypayで20%オフですよ」と言われ頷いてしまった。美容院ですぐ寝てしまうので3時間ほどの施術は体感1時間くらいで終わった。仕上がりにも大満足。髪を切ったのにうねりが取れて髪が伸びた。ホームケアも頑張ろう。
夜からはkill remoteファッションショーの稽古。本番は明日だ。やっとセリフが入ってきた頭で一生懸命段取りを覚える。いくら本番が短いといえど緊張感は発生する。
共演者の方々とも徐々に打ち解けてきた。
明日はラフォーレ原宿の裏口から入らなければならない。不安すぎるため役者で待ち合わせることに。クレープ食べる余裕はあるかな。
6.15 kill remote
入念に化粧をし、原宿へ。あいにくの雨。傘を忘れる。ラフォーレの右奥、ABCマートのあたりに従業員通用口がある。手前にクレープ屋があった記憶だったが更地になっていた。役者4人そろって中へ。エレベーターで6階のラフォーレミュージアム楽屋口へ。
楽屋は騒然としていた。今日はもモデルさんも衣装も勢ぞろいだ。全身黒ずくめの役者たちは必然的に端っこに腰を下ろし、ケータリングのおにぎりなどをいただきつつ場当たりを待った。
自分たちの場当たりを終え、モデルさんのウォーキングも見せてもらう。歩くだけと言ってはなんだが、こんなにもエンタメとしても機能するものかと感心してしまった。人が出てきてポーズして、去っていくそれだけなんだけど永遠に見ていられるなと思った。
本番も大盛況の大成功。体感15分くらいだった。個人的にセリフや段取りを集中してしっかりこなせたのが嬉しかった。貴重な体験をした一日でございました。
6.16 コインランドリー
一応休みにしておいた。体的には全然元気だ。お父さんにビール半額だからと誘われてかっぱ寿司に行った。お兄ちゃんも来て、3人で食べた。
食べてる間、ずっとやりたかったリビングのラグの洗濯乾燥をすべく、新しめのコインランドリーへ。1000円もしたが洗剤も自動投入だし、乾燥まで入れて50分だというし、物は試しとスイッチオン。
寿司を食べ終えランドリーへ向かう。巨大な洗濯機は既に停止し、ランドリー全体があの独特のいい匂いに包まれていた。
ラグはというとフワッフワになり、最高の気分。こんなに気持ちよいことならもっと早くにするべきだった。1シーズンに1回来よう。あ、つぎはかけ布団やまくらもやりに来るぞ。使う習慣がないと目に留まらないのに、一度使うとそれなしでは暮らせない。それがコインランドリー。
八百屋スーパーで大根が安かったので購入。1本で80円。先週いった居酒屋で美味しかった大根の唐揚げを作ってみよう。
作ってみた。美味しいけど、お店ほどではない。奥深し。大根の唐揚げ。
明日はインサイダー取引のみんな(かなこ、ナオミ、ナミちゃん、ほのか、石井ちゃん)が遊びに来る。グループ名の由来は集まっては無限にインサイダーゲームをしているからだ。夜中、ナルミさんがスコーンを焼き始めた。匂いが最高すぎる。最高すぎてしまったので耐えられなくなり、夜中だけど1ついただいた。
ホットケーキミックスで作るというので、以前ドンキで見かけて買っておいた森永ミルクキャラメルフレイバーのホットケーキミックスで作ってもらった。うますぎる。くるみと、ごまもいれてもらった。最高すぎる。もつべきものはスコーンづくりが趣味の同居人だ。
6.17 インサイダー取引
仕事へ。稽古のない土曜日は極力バイトに行くようにしている。私以外のインサイダー取引メンツで謎解きに行くらしい。いいな~。
ナルミさん起きる気配ないけど、無視して出勤。
家にスマホとお茶を入れた水筒を忘れてしまう。
ちょうど家方向の物件に用があったので上司に断って家に戻る。ドタバタした痕跡はあるがナルミさんは家を出られたようだ。
もう日中かなり暑い。リアルタイムにハンドルを握る手の甲が日焼けしている感覚。日光を浴びることの気持ちよさや風の心地よさでは誤魔化しがきかなくなってきた。
仕事を終え、帰宅。みんながリビングでスコーンを囲みインサイダーゲームにいそしんでいた。私は横目で参加しながらお好み焼きの準備に取り掛かる。ホットプレートで、まずはチーズ入りの豚玉。おつぎは明太子チューブいり。どんどん焼いて取っていけスタイル。お好み焼きはキャベツがたくさん食べられて、ソースマヨ青のり鰹節をべっちょり付けられて、最高の食べ物。5枚くらい焼いたところで満腹になり、クレープ部門へ突入。
ライスペーパーを使ってクレープを作れるという聞きかじった知識でチャレンジしてみたが、これは正直失敗だった。もっちもちすぎて、嚙み切れない。それでもアイスやクリーム、フルーツを盛りつければとりあえずデザートは成り立つのだから不思議だ。みんな文句も言わずにかってにパフェだのサンデーだの作り出してわけもなくケタケタ笑っていた。
帰省するというかなこを見送って散歩に出かけた。大きな公園でブランコとかに乗って、子供のようにはしゃぎまわった。ライトセーバーを振り回してる人とかスケボーの練習をしてる人とかそんなのお構いなしでかけまわる犬とかいて良かった。
みんなまたきてね~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?