見出し画像

北海道産チーズレビュー8選(後編)

ということで後編です。




6.長坂牧場チーズ工房 酒ウォッシュチーズ

でかい、そして意外と高くない

標茶の長坂牧場さんが作る福司使用のウォッシュチーズです。
チーズ界隈ではかなり珍しい日本酒で磨いたウォッシュチーズ。
粕漬けやワインウォッシュ、バーボンウォッシュなんかは他所でも見ますが日本酒ウォッシュというのは把握してるだけでここだけ…ということで調べたら松の司や金滴酒造の酒を使ったものがあるようで全国で十数軒やってそうでした。
肝心のこいつですか蓋をしていても売り場ですら中々の悪臭を放っておりました。持ち帰っても結構な状態のまま…
赤い外皮を開けると中身はトロトロで切って空いた場所に他のところから中身が流れ出てくる始末…このくらいとろけていると用意には苦労しますが舌触りもよく大変美味しかったです。加熱してもいいですがそのままでも十分美味しかったです。見かけること自体がありませんがもし買える機会がある方は一度手にとってみてください。オススメです。

7.十勝加藤牧場 ストロングゴーダ

 

48ヶ月だそうです

ジャージー牛乳で知られる十勝加藤牧場からは定番の数倍の時間熟成されたゴーダチーズです。加藤牧場ブースにはこのゴーダが熟成期間違いで三種あって6,24.48ヶ月でした。お値段も結構なものでしたが試食して間違いないと思ったので…ただ24ヶ月のものでも十分美味しかったです。
味わいの前に風味が凄まじく、食べる前からいい香りがします。
旨味の結晶ができる寸前みたいな状態でゴーダとパルミジャーノの間の子くらいの印象でした。個人的には少量多種盛り合わせの中にこれが入っていると嬉しいです。買える機会があれば買ってみてください。少量包装されているのも買いやすくて良かったですね…150とかだったら多分手が出てませんでした。

8.石狩ひつじ牧場 石狩ひつじブルーチーズ

前回買えなかったので念願の購入。単価にビビってペコリーノ的なハードは買えず…

石狩ひつじ牧場ブースにはペコリーノ的なハード、別な牧場の牛のブルー、羊と牛のブルー、そしてこの羊のブルーの四種がありました。

過去最高単価です。

多分これが一番単価高かったと思います。自前牧場らしいので羊を選んでみました。
味わいはクセや悪臭のない爽やかなもので、特に爽やかさに特色があると思いました。よりクリーミーなさらべつブルーや界隈でも評価の高い江丹別の青いチーズより下手したら上だと思います。
週末に新琴似の店舗で販売しているようなのでもしこれで見かけて買いに行きたい方は先にそちらに問い合わせてみてください。

おまけ:くろまつないのゴーダ

某スーパーにて購入。以前6ヶ月熟成タイプを食べて美味しかったのでお試し。…普通です。普通であまり感動がないかなぁ。スーパーで買うチーズには大手のゴーダやチェダーという強い敵が居るのでこれだと微妙かなぁ…

実は最近さらに買ったりしたのですが今後は気に入ったものがあった時にまたという形で。

お酒ブログの方もよろしくお願いします。

それではまた


いいなと思ったら応援しよう!