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【オッズ馬券法】新指数の解析途中報告_補足

先ほどの記事で、16種類の現在解析中の指数のなかで3つの指数をピックアップしました。それらを少し詳しく見ていきたいと思います。


現在のデータベースの解析対象は11月16日から11月24日に中央競馬で出走した1730頭です。
右側の表の見方ですが、指数が0.80以上だったのが1730頭の中で103頭いて、その103頭の単勝および複勝をすべて同額購入した場合の回収率が示されております。的中率、平均倍率はともに単勝のもので、指数0.80以上の103頭のうち、103×9.7%=10頭が1着となり、10頭の単勝の平均倍率が9.51だったということです。指数のカットラインを高くすればするほど単勝の回収率があがっていますね。
残り2指数のデータは以下です。

上記3指数はいずれも指数のカットラインを上げれば回収率があがる傾向がありそうですが、まだまだサンプルデータ数の蓄積が必要です。
実際購入するとなると、的中率が高い(平均倍率が低い)INDEX1では比較的収支が安定しやすく、平均倍率が高い指数2_補正では収支が安定しにくいと考えられます。
さて、INDEX1の場合、どれくらいのサンプルデータがあれば確からしいデータになるかを考えてみます。例えば指数1.40以上をみると、的中率46.2%=1/2.16です。【期待値と収束】の記事で述べた通り、確率分母の100倍の試行回数をこなすと、およそ95%の確率で誤差20%になります。これを(緩い)収束と考えると、必要なサンプルデータ数は2.16×100=216レースとなります。現在はデータ数26ですので、まだまだデータの蓄積が必要になります。つまり、サンプルデータを蓄積すると上記3指数が使えない指数と判明する可能性もあり、逆に今はだめそうな指数が頭角を現す可能性もあるということです。
データを蓄積するのが楽しみです。

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